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お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおさんが3月11日、ブログを更新し、震災から12年が経過した今の思いをつづった。
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サンドウィッチマンは震災当時、宮城県気仙沼市での番組中のロケの最中に被災した。以降、13年連続で毎年この日を気仙沼で迎えている。
伊達さんは「13回忌になる日。12年ですねーとか、あれから12年ですけどいかがですか?とか、色々聞かれますが。何と言うか、、10年以降は、何年とかじゃなくて、3月11日ですねっていう感覚が主でしょうか。前にも書いた気がしますが、特に被災県の方は、時期を表す時に必ず『震災前』『震災後』と言う」とつづった。
東日本大震災は、「想定外の災害」と言われることもある。
それに対し、伊達さんは「気仙沼、リアスアーク美術館の方が言ってました。未曾有の災害とか、想定外の被害だったとか言うが、違うと。東日本大震災クラスの津波は、調べれば以前もあったと。慶長大津波しかり、明治時代にも昭和初期にも、チリ地震津波の被害も。。ちゃんと、後世に伝承してないからあんな大きな被害が出てしまったんだと」とした上で、「いずれまた必ずくる震災・津波に備えられるかが大事な事。東日本大震災を経験した人がそれを伝えていかないと、また同じ被害が繰り返される」と指摘。
宮城県の海沿いは、7メートルの防潮堤で囲まれていることにふれ、「震災後に生まれた子供達は、それが当たり前になる。何故、こんな高いコンクリートの壁が海沿いにあるの?って事も思わないだろうな。。だから、しっかりと伝承していかなければならない。何でもない日常が続くって、有り難い事なんだと。この日は、そんな事を考える1日になれば良いと思います」と願いを込めた。
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