3人の子どもがいるモデルのアシュリー・グラハムさんが、産後1年ほど経ったお腹の写真をインスタグラムで投稿。多くの賞賛のコメントが寄せられている。
「自分が普通であることに自信を持たせてくれる」
グラハムさんは2020年1月に第一子、2022年1月に双子を出産している。双子の出産から1年以上が経った2月14日に公開したのは、お腹を両手で掴んでいる写真。コメントはないが、グラハムさんはこれまでも妊娠による体の変化について率直に語ってきたため、写真だけでメッセージが伝わったようだ。
投稿には85万以上の「いいね」と、6800件を超えるコメントが殺到。「一番リアルなやつ」「私のお腹も今こんな感じ」と共感する声のほか、「隠さないでくれてありがとう」「自分が普通であることに自信を持たせてくれる」「自分の体を愛するってことを教えてくれた」など、感謝の声も多く寄せられている。
ありのままをオープンに。出産後には葛藤も
グラハムさんはこれまでも、ありのままの体をオープンにしてきた。
出産前からセルライトやストレッチマーク(肉割れや妊娠線)を消さないよう編集者や写真家たちに依頼することで知られており、2019年には「私は、このストレッチマークについてもっとオープンに話したい。みんなは消そうとするけれど、私はストレッチマークを見せるのは、全然怖くありません。ソーシャルメディアでもね」と語っていた。
双子を妊娠中の2021年12月には、「ジャスティン(夫)は、妊娠線が生命の木みたいだと言っていた」というコメントとともに、お腹の写真を投稿。152万を超えるいいねが寄せられた。
2022年8月には、修正していないと思われるヌード写真を投稿。スタイリストに「写真を修正しないのはどう思う?」と尋ねられ「私はそれがベストな選択だと思う」と返答しているやりとりも公開した。
しかしその裏には葛藤もあったことを、2022年5月にGLAMOURのエッセイで明かしている。
エッセイでは、「出産を経て自分の体との関係を再構築した」「みんなに『自分の体を愛して』と言ってきたけれど、私にとって3人の子どもの出産はその多くを失うほどの経験だった」などと言及。
第一子出産後には体重が落ち切らないことに執着し、「自分の体が自分のものではないような気がしていた」うえ、妊娠線のことでも悩んでいたと告白。双子の妊娠中にも大きなお腹と妊娠線にストレスを感じていたという。
エッセイ公開当時も体に対する意識には波があるというが「自分の体を愛するまでの過程が想像より複雑でも問題ないのだと学んだ」と前向きに結んでいる。