野生のクマが、なんとも愛らしい「自撮り風写真」を残していた。自然豊かなアメリカ・コロラド州ボルダーのオープン スペース アンド マウンテン パーク(OSMP)では、動物がこの地域をどのように利用しているかを確認するため、4万6000エーカー(約186平方キロメートル)の土地に9台のカメラが設置されている。
そこでOSMPは、1つのカメラを確認し、どの野生生物が捉えられているかを調べたところ、好奇心旺盛なクマの写真が何百枚も見つかったという。
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OSMPは1月24日、撮影された580枚の写真のうち、なんと約400枚がまるでクマが自撮りしたような写真だったことをTwitterで明らかにした。
OSMPのInstagramによると、写真は2022年11月に撮影されたと見られ、手を振っているような写真や舌を出している写真などさまざまな表情が投稿されている。
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毎日、クマが餌を探したり休憩場所を探したりするために、ボルダーでこっそりと走り回ったりしているが、ほとんどの場合、OSMPのスタッフでさえ、誰もその様子を見ることがないという。
9newsによると、カメラは動物が動くと起動して写真を撮ることができ夜間は夜行性の動物の邪魔にならないよう、赤外線で撮影できるという。
OSMPの上級野生生物生態学者であるWill Keeleyさんは、次のように述べている。「これらのカメラは、OSMPのスタッフが重要な野生生物地域を特定するのに役立つ重要な役割を果たしています。彼らから収集した情報は、敏感な自然地域を保護するための生息地保護対策を推奨するために使用されます」