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月末にかけこの冬一番の寒波が訪れ、全国の広い地域で大雪、大荒れとなる恐れがあり、気象庁が警戒を呼びかけている。
暴風雪警報とは何か。
気象庁の公式サイトには次のように説明している。
「暴風雪警報は、雪を伴う暴風により重大な災害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。暴風による重大な災害のおそれに加え、暴風で雪が舞って視界が遮られることによる重大な災害のおそれについても警戒を呼びかけます」
「ただし『大雪+暴風』の意味ではなく、大雪により重大な災害が発生するおそれがあると予想したときには大雪警報を発表します」
備えは?
もし、暴風雪に遭遇したらどうすればいいか。
札幌管区気象台が「暴風雪への備えリーフレット」を出している。
①歩行中や屋外にいるとき
・コンビニや人家など建物の中の安全な場所に移動して天気の回復を待つ
・風で飛ばされてくるものに注意する
・肌の露出を少なくして、体温が低下しないようにする
②家にいるとき
・給排気口が塞がれていないか確認する
・出入り口を確保するため、吹きだまりの状況を見て除雪する
※FF式暖房機などの給排気口が吹きだまり・積雪でふさがれると、一酸化中毒を起こす可能性があります
③車を運転しているとき
▽視界が悪くなった時、そのまま運転するのは危険です
・コンビニや道の駅などで天気の回復を待つ
・気象情報や道路情報を確認する
▽立ち往生してしまったら、後続車に追突されないよう注意
・ハザードランプを点滅、停止表示版を置く
・JAFなどのロードサービスや近くの人家などに救助を求める
・警察や消防に救助連絡する
▽車内で救助を待つ場合は...
・原則エンジン停止
雪に埋もれた時にエンジンをかけつづけると、一酸化炭素中毒の危険性が生じます。防寒着や新聞紙で体温低下を防ぎましょう。
・エンジンをかける際は...
排気管出口を確実に大気へ開放し、雪で覆われないよう注意しましょう。