休暇の旅行は、海外に行って、新たな街や文化を感じたり、散策しながら何キロも歩いたり...様々な経験をする絶好のチャンスだ。
でも、そうである必要はない。
大手旅行アプリ「エクスペディア」の新たな調査によると、休暇の旅行では何もしないことを望んでいる人が急増しているという。
4人に1人(26%)のイギリス人が、何もしない旅行「nothing-cation(ナッシンケーション)」が必要だと感じているという。「ナッシンケーション」はその名の通り、何もせず、日頃のストレスから解放され、充電することに特化した旅行のことだ。
また、半数以上(54%)が、旅行中に何もしないことがリラックスにつながると答えている。
旅行中、家族や友人、会社の同僚に「パーフェクトな日常」を見せなければいけなないというプレッシャーは、多くの人にとって負担となりえる。本当はただプールサイドで寝ていたいだけなのに、ソーシャルメディアに投稿するために、実際にはやりたくないアクティビティでも予約すべきだと感じたイギリス人は61%にも上った。
そして、旅行者の半数(50%)は、ほとんど何もしなかった旅行の終わりにリフレッシュした気分になると認めているが、15%はリラックスした旅行に罪悪感を感じており、20%は常に生産的で忙しくあるべきというプレッシャーを感じていることが明らかになった。
エクスペディアの広報担当者はこうした調査結果を受け、「周りの人たちがどう思うかを気にすることなく、せっかくの旅行を自身の充電のために使って欲しい」と後押しした。
ハフポストUK版の記事を翻訳・編集しました。
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