お正月が終わり、余ってしまったお餅をどう食べるか、迷っている人も多いかもしれません。
東京都千代田区の老舗洋菓子店『近江屋洋菓子店』(@omiyayogashiten)が、お餅がもちもち、しっとりな食感が楽しめる「チーズケーキ」に生まれ変わるレシピをTwitterやnote、YouTubeで公開し、反響が集まっています。
同店の担当者は 「残ってしまったお餅をリメイクして、美味しく食べることで、フードロス削減のきっかけになったり、料理の楽しさが広がったりするといいなと思っています」と話します。
◆ お餅がチーズケーキに
レシピはこちら。
<材料>
・お餅 1個
・クリームチーズ 250g
・牛乳 100cc
・生クリーム 200cc
・卵 3個
・粉糖 86g
・コーンスターチ 14g
<手順>
・お餅を小さくカットし、牛乳と一緒に耐熱皿に入れ、ふんわりラップかけ、電子レンジで加熱する(近江屋洋菓子店は500W、2分で作った。お餅の種類や電子レンジによって変わるため、適宜調整)
・室温に戻したクリームチーズに、粉糖とコーンスターチを合わせて、振るい入れる
・切るように混ぜる。ある程度混ざったら練るようにして混ぜる
・クリームチーズがまとまったら、温めたお餅と牛乳を入れ、混ぜ合わせる
・卵、生クリームを入れ混ぜ合わせたら生地の完成(一度に全部入れるのではなく、2回〜3回に分けて入れると混ぜ合わせやすい)
・タルト台を使う場合はタルト台に、使わない場合は型にクッキングシートなどを敷いて生地を流す
・170度に予熱しておいたオーブンに50分程度入れる(オーブンの性能や生地の温度で前後するため、適宜調整する)
・完成。バニラアイスやジャムをつけて食べるのも美味しいという。
◆楽しく、フードロス削減できたら
ハフポスト日本版は近江屋洋菓子店に、レシピについて取材しました。
ーー「おもちチーズケーキ」は店舗で販売されたことはありますか。また今回、レシピを公表しようと思ったきっかけを教えてください。
店舗で販売したことはないです。お正月に残りがちなお餅をリメイクして美味しく楽しむことはできないかなと思い、試作を重ねて、公表させていただきました。
ーー「おもちチーズケーキ」の特徴を教えてください。
焼きたてはもちもち、冷めたらしっとりな食感を楽しめます。また蜂蜜やきなこなどお餅にあう調味量を追加しても、美味しいです。
ーーレシピに込めた思いを教えてください。
そのまま食べてももちろん美味しいですが、残ってしまったお餅をリメイクして、美味しく食べることで、フードロス削減のきっかけになったり、料理の楽しさが広がったりするといいなと思っています。
【訂正】2023年1月16日10:30
記事では当初、「一度に全部入れるのではなく、2回〜3回に分けて入れると混ぜ合わせやすい」について、生地を流す時の説明として書いていましたが、生地を作る時の手順の補足でした。