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アルゼンチンの優勝で幕を閉じた2022年のカタール・ワールドカップ。フランスとの決勝は延長戦の末のPK戦決着という激闘だった。5大会連続でW杯に出場したリオネル・メッシがカップを掲げた瞬間が印象的な大会だった。
一方、敗れたフランスは大会連覇はならなかったが、エースのキリアン・エムバペは決勝戦でハットトリックを達成し、大会得点王に輝いた。
FIFAのW杯公式Twitter(英語版)は日本時間の12月20日、W杯で活躍した選手を集めたハイライト画像を投稿。その中心にいたのは、メッシでもエムバペでもなく、日本代表のある一人の選手だった。
ど真ん中には「あそこは俺の角度」でゴールを決めた人
FIFAのW杯公式Twitter(英語版)は、「Thanks for the memories(思い出をありがとう)」とツイート。投稿に添付された画像にはW杯で活躍した各国の選手たちの姿があった。
W杯を掲げるメッシやエムバペはもちろん、4位となったモロッコの躍進を支えたハキミやポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド、オーバーヘッドでゴールを決めたブラジル代表のリシャルリソンなど、トッププレイヤーが並ぶ。
なんと、その画像の中央にいたのは、日本代表の堂安律選手だった。
グループリーグではコスタリカに敗れたものの、ドイツとスペインに勝利し、「ドーハ(カタール)の歓喜」をもたらした日本代表。決勝トーナメントに進出したが、クロアチアにPK戦で涙をのんだ。
堂安選手はスペイン戦で後半から途中出場し、同点となるゴールを決めるなど、大会の数あるゴールの中でも印象に残るような大活躍を見せていた。
堂安選手はスペイン戦での同点弾について、「あそこは俺のコースなので。あそこで持てば絶対打ってやると決めていたので。思い切って打ちました」などと語っていた。
今大会で2得点をあげ、世界にその名を知らしめた日本の背番号8。
4年後は28歳、先輩選手からのバトンを受け継ぎ、次回のW杯でも日本を牽引する活躍を期待してやまない。