【こちらも読みたい】『トップガン』の劇中に登場するトム・クルーズの私物とは?常にファン・ファーストの大スターが訴えたこと
またもや私たちの想像を遥かに超える演出で、ファンにメッセージを届けた。
俳優のトム・クルーズ。2022年は主演した映画『トップガン マーヴェリック』が大ヒットを記録。2022年5月の公開にもかかわらず、現在でも劇場公開されている同作。2回以上見る人も多くいたことから、“追いトップガン”という言葉まで生まれ、2022年を象徴する映像作品となった。
どうしてもファンに伝えたかったという思いを、なんとスカイダイビングをしながら伝えたのだ。その映像に反響が広がっている。
見ているこっちはヒヤヒヤしちゃう。トムのメッセージ
トップガンの公式Twitterは12月19日、トムのメッセージ映像を公開した。1分半の映像の冒頭、トムは飛行中の小型飛行機から次のように語りかける。
「皆さん!ここは素晴らしい(景色が広がる)南アフリカの上空です。現在は『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEとTWO』を撮影しているところです。今年(2022年)を終える前に、どうしても『トップガン マーヴェリック』を観に劇場に来てくれた方々や支えてくれた皆さんにお礼を言いたい」
地上からでも思いは十分に伝わるのに...。いや、でもこれが、トム・クルーズなのだ。常にファンを驚かせ、その期待に応えてきた。彼はファンサービスを非常に大切にする面がある。
飛行機には『ミッション:インポッシブル』のクリストファー・マッカリー監督も同乗。マッカリー監督に「もうそろそろ行かないと。撮影が始まるよ」と声をかけられたトムは「そうだね。撮らないとね!」と答えた上で、マッカリー監督に「一緒に来ます?」と誘っていた。
監督は一言「Good Luck!(幸運を!)」とだけ答え、もちろんナチュラルに誘いを断っていた。するとまもなく、トムは空を飛び始める。
まさに、映画『ミッション:インポッシブル』シリーズさながらの映像。怖さ知らずのトムがそこにいた。
トムは笑顔のまま、「『トップガン マーヴェリック』を支持してくれてありがとう!いつも楽しませてくれてありがとう。本当に、人生で最高に光栄でした」と大空の中から語り、改めて感謝を伝えていた。
最後には「安全で、素敵なホリデーを過ごしてね。映画の中でまた会おう!」と言い放ち、回転しながら遠くへ飛んでいった。
Twitterでは「トップガンが今年の作品で一番でした」「こんなことあなたにしかできない」など作品への賛辞やトムへのメッセージが寄せられ反響が広がった。
映画『ミッション:インポッシブル』の共演者の一人は、2022年6月のインタビューで「トム・クルーズには(危険な撮影などを代わりに行う)スタントダブルがいない」と語っている。
トム、あなたの方がどうか安全に。無事に撮影を終え、スクリーンでその勇姿を再び見られる日を楽しみにしています!『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』はアメリカでは2023年7月21日に公開を予定。日本でももちろん、公開予定となっている。