12月18日放送の「M-1グランプリ2022」で初めて審査員をつとめる山田邦子さん。昭和の終わりから平成のバラエティー番組を中心に活躍した女性芸人の草分け的な存在で、今も様々な舞台に立ち続けている。
これまでどんな活動をしてきたのか、改めて振り返る。
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山田さんは1960年、東京都生まれ。学生時代からアマチュアとしてお笑い番組に出演し、1981年にデビューした。1980年代に人気を博した「オレたちひょうきん族」(フジテレビ系)にビートたけしさんや明石家さんまさんらとともに出演。その他多数のバラエティー番組でも活躍し、モノマネなどで人気になった。
2007年には、乳がんが見つかり、手術を経験した。その後は患者や家族を励ます活動や啓発にも取り組んでいる。現在も様々な舞台に立ち、自身の公式ブログにはたびたび出演についてつづっている。
12月11日にM-1グランプリの審査員に初めて抜擢されたことが明らかになると、大きな話題になった。自身のYouTubeチャンネルでも翌12日、「M-1グランプリ審査員初登場!私が山田邦子です!!」と題して感想を報告。
周囲からは応援の声があったというが、若い世代からは「誰?」といった反応があったことに触れ、ピン芸人として人気となる以前の学生時代には、漫才コンビを組んでいたことも明かした。
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「山田邦子って誰?っていう人多いんだろうな」「今日もへとへとになるまで働いてますから」と笑顔もまじえながら話した。
審査員については「私の審査の基準は、その日一番面白かった組を選びたいなと純粋に思う」とコメント。重責を担うプレッシャーに触れつつも「でも、うれしい。生でみられる、その場の空気感を味わえるのは光栄」とも語った。