2022年にハフポスト日本版で反響の大きかった記事をご紹介しています。(初出:10月15日)
世代によって、使う絵文字も変わる。
アメリカの掲示板型ソーシャル・ニュースサイトRedditでは、若者たちが「古い」「時代遅れ」と思う絵文字について議論された。
ある1人のユーザーは、中でも親指を上げた「いいね」👍の絵文字は最悪だという。
「X世代の人はいつも使ってる」と述べたそのユーザーは、最初その絵文字を受け取った際、自分が怒られているのかと思ったという。
議論では、この意見に多くの人が共感した。
「いいね」は皮肉?励まし?賛同を意味してるのか、それともメッセージを見たっていうだけの意味なのか...? 受け取った若者たちは混乱するという。
ただでさえ職場でのコミュニケーションは難しいのに、「いいね」の絵文字はそれを更に困難なものにしている、とあるユーザーは述べた。
「前の職場では、WhatsAppというチャットアプリを使ってチーム内で情報共有をしていたんだけど、ほとんどの人が『いいね』の絵文字で返信する。個人的には、それってちょっと感じ悪いなって思った」
New York Postなど複数メディアが伝えたPerspectus Globalの調査(16歳から29歳までの2000人)によると、「いいね」が最も理解するのに難しい絵文字に選ばれた。
この他、使うと若者たちに「時代遅れ」と思われるかもしれない9つ絵文字を以下に紹介しよう。
❤️ 赤いハート
👌 オッケー(手)
✅ チェックマーク
💩 うんち
😭 大泣きしている顔
🙈 見ざる
👏 拍手
💋 キスマーク
😬 ちょっと不快な顔
ビジネスコンサルタントのスー・エルソンさんは英Dail Mail紙に、「いいね」の絵文字の使用は控えるべきだと話す。
「承認、幸福、励まし、1番、潜水時の浮上の合図など、受け取る側の文化的背景によって、非常に異なる意味を持つ可能性があります」
そのため、職場で絵文字を使用する際は、チーム内で絵文字の意味を理解しているかを事前に確認しておくことを薦めた。
ハフポストUK版の記事を翻訳・編集しました。