フランスの湖で、巨大なオレンジ色の魚が釣り上げられた。
複数の海外メディアによると、巨大な金魚のように見えるこの魚は、実はニシキゴイとカワゴイの交配種で、そのオレンジ色からキャロット(にんじん)の愛称で呼ばれている。
重さはなんと約67.4ポンド(約30キロ)。年齢はおよそ20歳と推測されており、健康状態は良いという。
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釣り上げられた場所である湖、フランスのブルーウォーター・レイクは、フランス有数の鯉の漁場として知られている。
USA Today紙によると、キャロットは、漁場のオーナーが釣り人たちに珍しい魚を楽しんでもらおうと約15年前に放出されたもので、釣り上げられるのはおろか、目撃されるのも非常に稀だという。
キャロットを釣り上げたイギリス人のアンディ・ハケットさんは、「ここにキャロットがいることは知っていたが、自分が釣り上げるとは思っていなかった」と述べている。
Facebookに投稿された動画には、ハケットさんによって再び漁場に解放されたキャロットが、水飛沫をあげ泳ぎ去っていく姿が映っている。