ゆうちょ銀行「ご注意ください」。こんな件名のメールは、フィッシング詐欺です【具体例】

ゆうちょ銀行を騙るフィッシングメールが確認されているとして、同行が不審なメールの事例を挙げて注意を呼びかけている。
ゆうちょ銀行と郵便局(秋田県横手市)、2016年01月25日撮影
ゆうちょ銀行と郵便局(秋田県横手市)、2016年01月25日撮影
時事通信

ゆうちょ銀行を騙り、個人情報の入力を求めるメールが送りつけられる事案が発生しているとして、同行が注意を呼びかけている

同行は公式サイトで、フィッシングメールに記載されているリンクをクリックすると、不審なサイトにつながると伝えている。

同行から、メールやSMSで顧客情報の入力などを求めることはないと強調し、誘導先のサイトで「お客さま情報を入力することのないよう、ご注意ください」としている。

偽メールの件名やメールの文面は?

総務省のサイトによると、フィッシング詐欺とは、送信者を詐称した電子メールを送りつけたり、偽の電子メールから偽のホームページに接続させたりするなどの方法で、クレジットカード番号やアカウント情報などの個人情報を盗み出す行為を指す。

どんな件名でメールが届くのか?ゆうちょ銀行はサイトで、実際に確認された偽メールの件名の具体的な事例を紹介している。

▼偽メールの件名の具体例:

  • 緊急!ゆうちょ銀行 重要なお知らせ
  • 「ゆうちょ銀行」ご利用環境確認用ワンタイムURLのお知らせ
  • 「JP BANK カード」ご利用環境確認用ワンタイムURLのお知らせ
  • 【重要なお知らせ】ゆうちょ銀行 ご利用確認のお願い
  • 【JP BANK カード】個人情報確認
  • 【JP BANK カード】本人認証について
  • 【郵貯銀行】本人情報緊急確認

さらに、不審なメールの内容の具体例も挙げている。

▼不審なメールの具体例:

(メールの件名)
緊急!ゆうちょ銀行 重要なお知らせ

 

(メールの本文)
【ゆうちょ銀行】利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。
 
つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。

お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。
 
■ご利用確認はこちら
 
ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。
 
■発行者■
 
株式会社ゆうちょ銀行
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【配信元】株式会社ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行は、「表示上のURL文字列が正規なURLの場合であっても、クリックすると異なるURLへリンクする可能性があります」として、注意喚起している。

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