2022年もあと残すところ約2カ月。
この1年を振り返り、イギリスのコリンズ英語辞典が11月1日、「2022年の言葉」を発表した。
その言葉とは、Permacrisis(パーマクライシス)だ。「長期にわたる不安定な状況」を意味する。
世界では、長引くパンデミックやウクライナ侵攻、次々に入れ替わるイギリス首相など、混乱が続く2022年を表現するのに相応しいとして選出された。
他にも、選出された2022年を象徴する9の言葉を紹介しよう。
・Kyiv(キーウ)
ウクライナの首都。ロシアの侵攻に対抗するウクライナの象徴となった。
・Partygate(パーティゲート)
2020年から2021年にかけて、パンデミック中で行動制限があったにも関わらず、それに反してイギリス政府機関で行われた社交パーティをめぐる政治スキャンダル
・Splooting(スプルーティング)
腹這いになって脚を伸ばす行為
・Warm Bank(ウォーム・バンク)
自宅で暖房を使う光熱費を払えない人が行ける暖房の効いた建物
・Carolean(キャロリーン)
イギリスのチャールズ国王を意味する形容詞
・Lawfare(ローフェア)
相手を威嚇・妨害するため、戦略的に法的手続きを利用すること
・Quiet quitting(静かな退職)
自分の時間を確保するため、要求される以上の仕事をしないこと
・Sportswashing(スポーツウォッシュ)
汚名を返上したり物議を醸している事柄から注意を逸らすため、スポーツイベントのスポンサーになったり宣伝したりすること
・Vibe Shift(バイブシフト)
流行している文化の雰囲気やトレンドにおける大きな変化
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ちなみに、2021年のトップワードは「NFT」、2020年は「ロックダウン」だった。
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