スタジオジブリの映画『千と千尋の神隠し』でお馴染みの海上を走る電車。
座席に腰掛ける「カオナシ」の隣にいるのは「千尋」……ではなく、歌手・あいみょんさん?!
10月31日、スタジオジブリのTwitter公式アカウントがそんな衝撃的な1枚の写真を、何の説明もなく投稿。瞬く間にジブリファンやあいみょんさんのファンが反応し、約3000件リツイートされるとともに約4.7万件の「いいね」が殺到した。
写真に写っているのは、夕暮れ時の車内で、座席にそっと腰掛ける同作の人気キャラクター・カオナシと、その隣で同じようにじっと正面を見つめるあいみょんさん。
あいみょんさんは映画の主人公・千尋が描かれたパーカーを着ている。カオナシとのツーショットかと思いきや、さながら「スリーショット」だ。
「あいみょんちゃん、そんなとこで何してんの」「千尋かと思えば、あいみょん」とツッコミを入れる声や、「自然すぎてびっくりした」「コラージュ画像かと思った」と写真のリアリティに驚く声が上がった。「2人の間に座りたい」「3人ともいい顔してる」「かわいい」と写真を絶賛する人も相次いだ。
かねてよりジブリファンを公言していたあいみょんさん。作詞作曲した自身の楽曲『どうせ死ぬなら』で「それなら私も来世が楽しみになる きっとスタジオジブリで助手をしてるのよ」と夢を歌ったり、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーがパーソナリティを務めるラジオ番組にゲスト出演したりしていた。
あいみょんさんは公式Twitter(@aimyonGtter)で、自宅のキッチンにジブリ映画作品のポストカードを何枚も飾っている様子も公開している。
Twitter上では、あいみょんさんが大のジブリファンであることを踏まえ「ジブリ大好きあいみょんさん、さすがです」「(撮影場所を)あちこち見てキャーキャー言ってるあいみょんさんの姿が目に浮かぶ」とコメントするファンも現れた。
海上の電車内の風景、一体どこで撮影?
あいみょんさんとカオナシが「同席」したのは、11月1日に開業する「ジブリパーク」(愛知県長久手市)の目玉となる展示の1つ、「ジブリのなりきり名場面展」にあるセットとみられる。
「名場面展」には、『千と千尋』のほか『天空の城ラピュタ』『紅の豚』『もののけ姫』など人気の13作品に現れる場面を再現したセットが14個ある。セットの中で、映画のキャラクターになりきって写真撮影などを楽しめる。
ここなら、誰でも千尋やあいみょんさんになりきって、同じ構図の写真を撮れそうだ。
ジブリパークのチケットは、日時指定の予約制。Twitter上では一足早くパークを楽しんだと見られるあいみょんさんの姿を見て、「(パークに)行きたい」との声も続々と上がっていた。