氷川きよしさんが歌手活動休養前の最後アルバムに込めた「心の叫び」。漆黒のドレス姿も公開、届けたい思い【写真集】

「一番苦しんでいる人や悲しんでいる人が一番幸せになれる世の中に変えていきたいと思って、心の叫びを書きました」。氷川きよしさんが集大成のアルバムについて語ったこと。
氷川きよしさん「オリジナル・コレクションVol.03~ロック&ポップス&バラード の世界~『魔法にかけられた少女』」のビジュアル
氷川きよしさん「オリジナル・コレクションVol.03~ロック&ポップス&バラード の世界~『魔法にかけられた少女』」のビジュアル
日本コロンビア提供

11月22日にリリースされる氷川きよしさんのニューアルバム「オリジナル・コレクションVol.03~ロック&ポップス&バラード の世界~『魔法にかけられた少女』」のビジュアルが発売に先駆けて公開され、反響を呼んでいる。

同作は氷川さんの歌手活動休養前にリリースされる最後のアルバムということもあって、注目を集めていた。

氷川さんはビジュアルにとどまらず、このアルバムに対する思いを自身のインスタグラムで赤裸々につづっている。

氷川きよしさんにとってのドレスは「強くなれる」もの

公開されたビジュアルでは、氷川さんがレースや花の形をモチーフとした飾りのついた漆黒のドレスを身に纏っている。ドレス姿が赤の背景にとてもよく映えている。他にも、封入特典の写真集にはシルバースパンコールの衣装で着飾った写真なども掲載予定だという。

SNSでは「めっちゃ好き」「素敵です」などとコメントが寄せられている。

封入特典の写真集にはシルバースパンコールの衣装で着飾った写真なども掲載予定だ
封入特典の写真集にはシルバースパンコールの衣装で着飾った写真なども掲載予定だ
日本コロンビア提供

氷川さんはドレスを自身を表現する上で大切なものと位置づけているようだ。インスタグラムでは過去に「ドレスを着ると強くなれる。強くカッコ良く着たいの」とつづっている

アルバムは新曲5曲を含む全30曲で構成されている。タイトルにもなっている新曲の『魔法にかけられた少女』は、氷川さん自身が作詩を担当したという。

氷川さんは「一番苦しんでいる人や悲しんでいる人が一番幸せになれる世の中に変えていきたいと思って、心の叫びを書きました。少女は魔法にかかって少年になってしまって、でも少女として生きる…、そんなストーリーです」とコメントしている。

また、別の新曲『16436日』にも言及。「自分が45歳になった時の日にちなんですが、純粋に支えて下さった方や、原点である両親がいたからここまで歩いてこれたということをいつも心に思いながら、つらいことも悲しいことも乗り越えてきたんだなと、そんな感謝が溢れているバラードになっています」とつづった。

氷川さんは、2022年末で歌手活動を休養することが決まっている

 

所属レコード会社などによる2022年1月の発表では、「ここで一旦お休みをいただき、自分を見つめなおし、リフレッシュする時間をつくりたいという本人の意向を尊重しこの様な決断に至りました」と休止に至るまでの経緯を明らかにしていた。

 

歌手活動休養を発表した直後の1月25日に投稿したインスタグラムでは、「とにかく22歳からファンの皆様の真心にお応えしたいという思いがエネルギーでしたが、なかなか心と身体が思うようにならなくなり、ご期待にお応え出来ないこともあり、来年からリフレッシュの為お休みを頂く事に致しました」と活動休止に至った理由を明かした。

 

同じ投稿では一部メディアによる過剰な取材に対し、「一部の雑誌社の方々が、家の周りに集まっていたり、複数の車で一日中、跡を付けてきたりして怖い思いをしています」とつづり、「精神的に追い詰められています」と訴えた

 

その上で、「芸能人としては仕方ないところはあるのかもしれません。でも、私も一人の人間であり、生きています。(中略)黙っていたら変えられない、誰かが変えなきゃ変わらない、と思い、今の気持ちを伝えます」と結んでいた。

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