ハロウィーンのイベントが開催されている東京ディズニーランド。
10月12日に実施予定だったパレードの公演が全て中止になったことがSNSで話題となっている。仮装をして入園する人も多いハロウィーンのシーズン。中止に理解を示す声もある一方、中止に関する告知が当日だったためか、一部の人からは「知っていたら行かなかった」などと批判の声も出ている。
なぜ中止となったのか。運営するオリエンタルランドの広報担当者に聞いた。
全てのパレード公演中止。その理由に広報担当者は?
東京ディズニーランドでは12日、パレードルートで実施予定だった『ドリーミング・アップ!』『東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ』『スプーキー“Boo!”パレード』『ザ・ヴィランズ・ロッキン・ハロウィーン』の4つの公演が中止となった。
オリエンタルランドの広報担当者は公演中止について、「パレードルートにおいて元々予定していた配管工事を実施する中で掘削の作業が必要でした。しっかりと安全上問題のない鉄板をかぶせた状態でパレードの通常実施を予定していましたが、その鉄板の仕様が合わず、安全上の理由でパレードルートに不具合が生じてしまうため、公演を中止に致しました。該当箇所には仮囲いを設置しています」と話す。
パレードルートの一部が工事の影響で不具合が生じた状態になっているという。
同担当者によると、パレード中止に関する告知は12日の開園に合わせたもので、前日など事前の周知はなかった。来園者に対しては開園時に合わせてアナウンスしたという。
理解を示す声。一方、「返金してほしい」と批判も...
Twitterでは「パレード中止」「パレードルート」が日本のトレンド入り。「悲しい。見たかったけど、仕方ない」と理解を示す声が寄せられている。パレードの実施に際しては、来園者への配慮と同様に、出演者側の安全確保も重要だ。
その一方、「事前に告知してほしかった」「パレード中止を知っていたら行かなかった。返金してほしい」など、事前の告知がなかったことに対する批判の声も出ていた。
明日以降の実施は、12日午前の時点では未定だという。