『フルハウス』28年前の秘蔵映像に残された、仲良すぎなタナー家。「なぜ泣かせるの?」「永遠に生き続けてる」と反響

人気ドラマ『フルハウス』が放送35周年を迎えました。「ジェシーおいたん」を演じたジョン・ステイモスが公開した動画に、35万以上の「いいね」。
フルハウスのキャストたち
フルハウスのキャストたち
ABC Photo Archives via Getty Images

アメリカの人気ファミリードラマの『フルハウス』が9月、アメリカでの放送35周年を迎えた。それにあわせて、「ジェシーおいたん」役を演じたジョン・ステイモスが当時の秘蔵映像を公開した。35万以上の「いいね」が寄せられ、懐かしむ声が相次いでいる。

1月に亡くなったダニー役のボブ・サゲットの姿も

 『フルハウス』は1987年にアメリカのABCテレビで放送が開始。日本でも大きな人気を呼んだ作品で、現在もNetflixなどで見ることができる。一家の父親ダニー・タナーが、事故で突然妻を亡くしたあとに、家族や友人たちと3人の娘を育てるというストーリー。続編の『フラーハウス』も作られた。

ダニーを演じたボブ・サゲットは、2022年1月10日にフロリダ州オーランドにあるホテルで、65歳で亡くなった。世界中から愛されたダニー役の俳優の死に、多くの追悼の言葉が贈られた。

ステイモスはインスタグラムに「フルハウス35周年を記念して、私が隠し持っている未公開映像を公開しますね」と動画を投稿。

1994年8月15日の日付のもので、映画サイトScreen Rantによると、『フルハウス』のオープニング映像で馴染みのある芝生の上で、写真撮影をしている時の様子だとみられる。撮影のオフショットとして、キャストたちが笑顔を見せ、子どもたちがはしゃぐ様子をとらえている。

動画に写っているのは以下の出演者たち。

ダニー役:ボブ・サゲット

ダニーの義理の弟ジェシーおいたん役:ジョン・ステイモス

ダニーの親友ジョーイおじさん役:デイブ・クーリエ

長女D.J.役:キャンディス・キャメロン

次女ステファニー役:ジョディ・スウィーティン

末っ子ミシェル役:メアリー=ケイト・オルセン

ジェシーのパートナーであるベッキー役:ロリ・ロックリン

タナー家の隣人でD.J.の親友キミー役:アンドリア・バーバー

ジェシーとベッキーの子どもであるニッキー&アレックス兄弟役:ブレイク・トゥオミー=ウィルホイットとディラン・トゥオミー=ウィルホイット

動画と同じ衣装の写真が「フルハウスの宣伝用写真」として1994年にGetty Imagesに配信されている。左からデイブ・クーリエ、ボブ・サゲット、ジョディ・スウィーティン、メアリー=ケイト・オルセン、キャンディス・キャメロン、アンドリア・バーバー、ブレイク・トゥオミー=ウィルホイット、ロリ・ロックリン、ディラン・トゥオミー=ウィルホイット、ジョン・ステイモス
動画と同じ衣装の写真が「フルハウスの宣伝用写真」として1994年にGetty Imagesに配信されている。左からデイブ・クーリエ、ボブ・サゲット、ジョディ・スウィーティン、メアリー=ケイト・オルセン、キャンディス・キャメロン、アンドリア・バーバー、ブレイク・トゥオミー=ウィルホイット、ロリ・ロックリン、ディラン・トゥオミー=ウィルホイット、ジョン・ステイモス
Craig Sjodin via Getty Images

ステイモスは「キャストやスタッフの皆さん、もしこれを見ていたら、ぜひあの日の思い出を語ってください」と呼びかけた上で「35年間、私たちを応援してくれたファンのみなさんに心から感謝しています」とつづった。

捻挫した時、「ずっと見守ってくれていました」

この投稿に、D.J.役のキャンディスは、インスタグラムのコメント欄で「なぜ泣かせるの?」と反応し、撮影の裏側も明かした。

キャンディスによると、この日は風が強く、階段で転倒して足首を捻ってしまったという。

「腫れ上がって痛かった。もちろんボブは治療に必要なことをすべて教えてくれて、夕方までずっと見守ってくれていました」

35年経っても愛され続ける『フルハウス』。ファンからも懐かしむ声が多く寄せられている。

「この番組、家族は私の心の中で永遠に生き続けます。今の自分を作ってくれました」

「私の大好きなテレビ番組、そして家族です」

「みんなが実生活でも友人で、何年経ってもずっと親しくしているのが大好き!」

ーーー

ひとりひとりが、サステナブルな地球環境の中で、自分らしく生きていくためにーー。

ハフポスト日本版は「SDGs」「多様性」「働き方」の三つのテーマを大きな柱としています。時事ニュース、企画特集や個人の声を拾い上げるオピニオンなど多様な記事を発信し、ハフポストの記事から会話を始めること、多くの関係者と協力しながら社会問題を解決することを目指していきます。

注目記事