金曜ロードショー(日テレ系)で9月16日に放送される不朽のコメディー映画『マスク』。ジム・キャリーさん演じる銀行員が謎のマスクと出合い、不思議な力を手に入れて大騒動を繰り広げるドタバタ劇は、今なお多くの人に愛されている。
ヒロインのティナを演じたキャメロン・ディアスさんは、本作がスクリーンデビューとなり一躍スターとなった。
1972年生まれ、アメリカ出身。10代の頃からモデルとして活動後、『マスク』のオーディションに合格し、映画初出演を果たす。『メリーに首ったけ』(1998)、『チャーリーズ・エンジェル』(2000)、『ホリデイ』(2006)など数々の話題作に出演。アニメ『シュレック』シリーズでは、ヒロインのフィオナ姫の声優を務めている。
ハリウッドのトップ俳優として世界的な人気を集めたディアスさんは、2018年に引退を表明。今年、Netflixの新作映画『Back in Action』で俳優業に復帰することが決定した。同作では、ディアスさんにとって引退前の最後の長編映画となった『ANNIE/アニー』(2014)で共演した俳優ジェイミー・フォックスさんと再び結集することになる。
私生活では、2015年にロックバンド「グッド・シャーロット」のボーカル、ベンジー・マッデンさんと結婚。20年には第一子の誕生を報告した。
現在はオーガニックワインのブランド「Avaline」をたち上げるなど、実業家としても活躍している。
50歳を前に出演したポッドキャスト「ルール・ブレイカーズ」では、俳優としてのキャリアを回顧した。
ディアスさんは過去の自分について、「私も間違いなく、他の女性たちが受けるように社会的な“モノ”化や搾取の犠牲者だった。私自身、ある時期にはそれを受け入れてしまっていた」と振り返った。「周りの美の基準に反して、自分をジャッジしないようにするのは難しいことです」
トップ俳優として活躍していた頃、毎日何時間も鏡の前に座って自身の外見にこだわっていたことも明かしたディアスさん。こうした「毒」のある体験よりも、少し「ワイルド」な今の容姿の方がずっと好きだと述べた。
「なぜ私は自分に意地悪をしているんだろう?私の体は強くて、能力がある。ここまで私とともに歩んできてくれた体なのに」
「私はもう気にしません。文字通り、日常の中で私が最も心に留めないのは、自分がどう見えるかということです」
スクリーンデビューから約30年。ディアスさんのデビューから現在までの活躍を、写真で振り返る。
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