「自分の性別を決めることができません」。深刻な悩みに叶姉妹はどう答えた?⇨“神回答”に超スカッとする

自分の幸せとは何か...。叶姉妹の回答がその本質を思い出させてくれた。「スカートを履かなきゃ」「可愛い格好をしなきゃ相手にされないかもしれない」などと無意識に先入観が拭えないという相談に、なんと答えた?
叶姉妹の2人。恭子さん(左)、美香さん(右)
叶姉妹の2人。恭子さん(左)、美香さん(右)
叶姉妹公式インスタグラムより

「叶姉妹」の恭子さんと美香さんが音楽ストリーミングサービス「Spotify」で配信中の『叶姉妹のファビュラスワールド』。毎回、リスナーからの悩み相談に2人が答えている。2022年8月からはシーズン2の配信が始まっている。

8月23日に配信された第4回では、「性別を決めることができません」「そもそも自分の幸せとは何か(と考えてしまう)」というリスナーの悩みに向き合った。

恭子さんと美香さんの回答では、悩んでいる人の背中を押してくれるような言葉が飛び出した。この2人のやりとりはSNSでも反響が広がり話題となっている。

「自分の性別を決めることができません」

叶姉妹が自身らの考えに基づき、時に優しく、時にはあえて厳しく、本音を伝えることが反響を呼んでいるリスナーからのお悩み相談のコーナー。

第4回では、2人目のリスナーが「恋愛と自分自身」について相談を寄せた。

リスナーは「私の体は女性ですが、性別を決めることができません」と告白。実は、この相談者のリスナーは家族や友人にもすべてを説明することができず、 「初めて胸の内を打ち明けることができました」と伝えた。

リスナーは「一時的に女性になろうと思うことはありますが、一定の時が経つと(心が)男性に落ち着きます。会った人に性別が分からないと思っていただける方が安心します。女性を好きになった時はあまり気にならないのですが、男性を好きになった時は『スカー トを履かなきゃ』『可愛い格好をしなきゃ相手にされないかもしれない』などと無意識の先入観が拭えず、自身を客観視するたびに嫌悪感と嘔吐感を覚えます」と深刻な悩みを打ち明けた。

さらに続けて、「ただ、男性が嫌いなわけではなく、男女ともに人間としての魅力は感じます。パートナーが欲しいと感じますが、そもそも自分の幸せとは何か?一人で悩む日々です」と苦しみを吐露した。

叶姉妹の2人。左が恭子さん、右が美香さん
叶姉妹の2人。左が恭子さん、右が美香さん
叶姉妹公式インスタグラムより

叶姉妹の答えは?「別に...」

このリスナーの悩みに対し、まず「姉」の恭子さんが「もうね、本当にもっと自由で良いと思う」と率直に切り出すと、「妹」の美香さんも「そうですよね」と同調した。

恭子さんは続けて「すごくこう、自分自身を縛り付けてしまっているので、 もっと心と体と、もっと自由な気持ちになった方がよろしいかと思いますよ」とアドバイス。美香さんは「もう少しこう、(自分を)解き放つというか、そういうことですよね」とコメントした。

恭子さんはさらに、このように踏み込んだ。

「別に自分自身のことをどなたかに説明して理解してもらおうなんて思わなくて全然平気なわけですから、 あのそういうことを考えるから、そういう気持ちになるんじゃないですか?ご自身はご自身の人生を楽しく生きるこ とを考えていらっしゃればいいんではないですか?」

恭子さんが「他人に自分を理解してもらうことを求める必要はない」との考えを述べると、美香さんも「そうですよね。ですから本当にもうスカートを履かなきゃとか、そういうことを考えなくても全然いいわけですもんね」と第一に自分らしくあることを後押しした。

ところが恭子さんは「まあ、それは美香さんのスカートの問題じゃないのよ」とバッサリ切り込むと、美香さんは「違うんですか?すみません。私が狭い考えだった」と反省した。

その上で、恭子さんは「どなたかに理解してもらおうなんて、このリスナーの方じゃなかったとしても、別にどなたでもご自身を誰かに理解してもらおうなんて思わなくて大丈夫なんですよ」 とまとめた。

自分の幸せは自分が決める──。そんな大切なことを改めて教えてくれる回だった。

叶姉妹の2人。左が恭子さん、右が美香さん
叶姉妹の2人。左が恭子さん、右が美香さん
叶姉妹の公式インスタグラムより

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