台風11号、進路予想は? 沖縄は4日にかけ、九州以北は週明けに警戒

非常に強い台風11号(ヒンナムノー)。週明けは台風の進路に近い九州だけでなく、四国や本州・北海道の広範囲で風雨が強まるおそれがあるため警戒が必要です。
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9月2日(金)6時現在、非常に強い台風11号(ヒンナムノー)は、沖縄県の先島諸島の南でほとんど停滞しています。

今日は外側の雲が沖縄で断続的に雨を降らせ、3日(土)〜4日(日)にかけ荒天ピークとなる予想です。

週明けは台風の進路に近い九州だけでなく、四国や本州・北海道の広範囲で風雨が強まるおそれがあるため警戒が必要です。

▼台風11号 9月2日(金)6時
 中心位置   宮古島の南約380km
 大きさ階級  //
 強さ階級   非常に強い
 移動     ほとんど停滞
 中心気圧   925 hPa
 最大風速   50 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 70 m/s
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沖縄は24時間以上、暴風雨が続く所も

沖縄の先島諸島では今日から徐々に雨・風が強まり、3日(土)〜4日(日)が荒天のピークとなります。台風の動きが遅いことと大型化が進むことで、暴風雨となる時間が長く、場所によっては24時間以上におよぶ予想です。沖縄本島地方でも明日3日(土)の午後から暴風雨に見舞われるおそれがあります。

総雨量が400mmに達するような大雨が予想され、先島諸島では瞬間的に60m/sを超えるような暴風のおそれがあります。外出するのは危険な時間が長くなりますので、今日中に暴風雨への対策や食品・日用品の備えをしておいてください。
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4日(日)〜7日(水)にかけ九州から北海道に影響

台風11号は4日(日)以降は東シナ海を北上し、6日(火)頃に西日本に近づく予想です。

台風本体の接近前から湿った空気の影響で太平洋側を中心に雨が強まるため、台風がまだ離れている4日(日)以降は大雨の心配が出てきます。

台風本体が近づく5日(月)から6日(火)頃には九州を中心に暴風雨となる可能性があるため、今のうちに備えを進めて置いてください。

その後、台風が日本海方面に進む7日(水)も東日本や北日本などで雨が強まることが想定されるため、台風の進路から離れた所でも油断は出来ません。
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台風の暴風域に入る確率

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5日先までに台風の暴風域に入る確率が30%以上の地域は次の通りです。(気象庁)
 島根県
  東部・西部   38 %
  隠岐      34 %
 広島県      35 %
 山口県      45 %
 福岡県      50 %
 佐賀県      51 %
 長崎県
  北部・南部   54 %
  壱岐・対馬   59 %
  五島      61 %
 熊本県      40 %
 大分県      38 %
 鹿児島県
  薩摩・大隅地方 36 %
  甑島      35 %
 宮古島地方    98 %
 八重山地方
  石垣島地方   98 %
  与那国島地方  57 %

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風11号の名前「ヒンナムノー(Hinnamnor)」はラオスが提案した名称で、国立保護区の名前が由来です。
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