俳優の香川照之さんが、一般女性に対する性加害行為の疑いを報じられた問題をめぐり、香川さんの所属事務所「ロータス・ルーツ」は8月25日、コメントを発表した。
「本人の至らなさで当該女性に不快の念を与えてしまったことは事実です」と説明。その上で、「全ては本人の不徳の致すところであり、 この度の報道で再びお相手の方に不快な思いをさせてしまうことは、痛恨の極みです」とした。
新潮社のニュースサイト「デイリー新潮」は8月24日、香川さんが2019年に東京・銀座のクラブに勤務する女性に対して胸部を触るなどし、被害女性がPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことが判明した、などと報じていた。
記事によると、女性は翌20年、クラブの責任者に対して損害賠償を求める訴訟を起こし、その後訴えを取り下げたという。
これについて、香川さんの事務所は「訴状の内容につきましては、 本人が訴訟の対象者ではないこと、 既に取り下げられていること、 また、何よりお相手の方のお気持ちを尊重し、 大変申し訳ございませんが、コメントは差し控えさせていただきます」と説明した。
香川さんは人気ドラマ『半沢直樹』(TBS系)をはじめとして、数々のドラマや映画、舞台で活躍している。現在放送中の木曜ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)にも出演し、竹内涼真さん演じる宮部新の宿敵・長屋茂役を演じている。
【コメント全文】
所属事務所ロータス・ルーツのコメント全文は以下の通り。
♢ ♢
弊社所属タレントに関する一部週刊誌での報道について
平素は多大なるご高配を賜りありがとうございます。
弊社所属の香川照之について一部週刊誌において報道がなされております件に関しまして、 ご報告させていただきます。
本人の至らなさで当該女性に不快の念を与えてしまったことは事実です。
ご指摘いただいたことを本人は深く反省し、今現在も自らの戒めとしております。
お相手の方には、本人から深い反省と謝罪の気持ちをお伝えし、 ご理解とお許しをいただいております。
この度のご報告の文面も、 あらためてお相手の方のご了承を得て発信させていただいている次第です。
今回の記事にあります訴状の内容につきましては、 本人が訴訟の対象者ではないこと、 既に取り下げられていること、 また、何よりお相手の方のお気持ちを尊重し、 大変申し訳ございませんが、コメントは差し控えさせていただきます。
全ては本人の不徳の致すところであり、 この度の報道で再びお相手の方に不快な思いをさせてしまうことは、痛恨の極みです。
皆様に大変なご迷惑ご心配をお掛けすることになり、誠に申し訳ございません。
株式会社ロータス・ルーツ