南米ペルーの首都リマで、食肉処理場に輸送中だった牛がトラックから逃げ出し、街中で40分間暴れ回った。1人がケガをして病院で手当を受けたという。CNNなどが伝えた。
監視カメラによって撮影された動画には、立派なツノを持つ牛が悲鳴を上げながら逃げ惑う人たちを追うように現れ、看板やパラソル、机や椅子をなぎ倒していく様子が映されている。パソコンが乗った机も勢いよくひっくり返され、ガラスが割れるような音も入っている。
BBCは地元住民の話として、牛は食べ物を売っていた女性を襲い、女性をツノから守ろうとした夫も襲ったと伝えている。
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40分ほどで捕獲されたといい、ロイターの動画には、手足を縛られ、フォークリフトのようなものでトラックに乗せられる牛の姿が映っている。