8月9日は「長崎原爆の日」。広島に続き、長崎市内で人類史上2発目の原子爆弾が投下され、1945年だけで7万人以上が亡くなった。77年を迎えたこの日、多くの著名人が平和への願いをつづった。
歌手の氷川きよしさんは「世界で唯一の核爆弾が落とされた国は日本。長崎のこの場所には何度も足を運びいつも涙が出ます。今日、8月9日は長崎に核爆弾が落とされ、何の罪も無いたくさんの尊い命が亡くなりました」と心境をつづった上で、「戦争、そこに断じて正義なんかありません!!!核は悪です。戦争は絶対!絶対!絶対!に悪」と記した。
俳優の土屋太鳳さんは「今日8月9日は、#長崎 が77回目の #原爆の日 を迎えています。私は、まだ長崎に行ったことがありません。でもずっとずっと行きたいと思ってきました」とした上でこうつづった。
「理由は2つあって、ひとつは弟の影響。そしてふたつめは、2015年、生まれて初めてナレーションというお仕事に挑戦した第351回SONGS『〜夏うたdiary〜』での福山雅治さんと美輪明宏さんの映像と歌です。
弟は福山雅治さんのファンでもありそれかきっかけで高校の修学旅行先に長崎を選びました。そして弟にとって長崎はものすごく深いものをたくさん伝えてくれた場所となり、私はその話を聴くことで長崎への想いが募りました。写真は、弟から送られてきた空。
そして出会ったSONGSのお仕事。事前に資料映像をいただくのですが、その映像で見た被爆クスノキに目を奪われて大きな衝撃を受けました。木というよりも、神様のような…
伝えるべきことを抱える人たちはこのクスノキのように伝えるべきことがあるからこそその場所から動くことは少なかったりするのかなと思うんです。だから出来るだけたくさんの人に伝えるには出来るだけたくさんの人がその場所に行くこと、そしてその場所で生きる人に会って話を聴くことが大切だし必要だと思うのですが、今はコロナ禍がまだまだ横たわっているし、そうでなくても多くの人に何かを伝えるのは、すごく難しい。
でも、福山雅治さんや美輪明宏さんなど伝えるパワーを持つ人たちが伝えてくれたことで場所や世代が離れた私や家族や友人も伝えるべきことがあるということを知ることが出来ました。エンターテイメントを仕事にする人が出来ることのひとつなのかなと思います。
私もまだまだ伝えるパワーは少ないけれど伝える方法を見つけながら子どもの笑顔が増える未来を願っていきたい。その気持ちを込めて、今日を過ごそうと思います」
俳優の藤原紀香さんは「皆さんは、平和の思いが込められた折紙奉書を使った【カウント折り紙】をご存知ですか?」と投稿。
「原爆が投下された広島や長崎には、平和への願いが込められた折り鶴が日本中、世界中から毎年数多く捧げられていますが、その数、年間で約一千万羽(約10トン)を超えるそうです。この折り鶴を古紙と混ぜ、『恩返紙|おんがえし(折鶴奉書)』という再生紙が日本では作られています。和紙のようなやわらかい色合いの中に、様々な色の折り紙が細かく散りばめられた とても雰囲気がある紙です 写真の〝カウント折り紙〟は、その〈恩返紙〉を使い、〜平和な時間が続きますように〜 と、再び折り紙として命を吹き込んだもの。長崎に原爆が投下された1945年8月9日を最後に。という思いで、その翌日からの【核兵器が使用されていない日数をカウントし続けている折り紙】なのです。このCount Origamiで、平和の思いを込め 折り鶴を作ってみませんか^_^」と呼びかけた上で、こう記した。
「翌年8月9日までの13枚のカレンダーを再び折り鶴にして、核兵器が二度と使用されず、真の平和が達成される日を願っています」