8月8日は「世界猫の日」。
動物愛護団体「国際動物福祉基金」が2002年、猫への意識を高めて猫を助け、保護する方法を学ぶ日として定めた。
この日にあわせ、Twitter上に数々の猫ちゃんたちの写真が投稿された。
10月14日に公開する実写映画『耳をすませば』の公式アカウントは、主人公の中学⽣・⽉島雫が出会った猫「ムーン」の写真を投稿。カゴの中で休んだり、尻尾をピンと立てて歩いたりする様子に「かわいすぎる」と反響が広がった。
阪急交通社は「世界中の猫さまを見に行きたいです…」として、地中海スタイルの建築と並ぶ猫ちゃんの写真などを投稿した。
アイルランド大使館は、同国で最も有名だという白猫「パンガ・ボン」がリラックスして壁に体を預ける様子を紹介。 パンガ・ボンは映画や9世紀の詩にも登場すると解説した。
自衛隊福岡地方協力本部は、海岸沿いの岩場に佇む野良猫と思しき黒白の猫ちゃんを撮影。よく見ると、手前に同本部の公式キャラクター「ピコット」も映り込んだツーショットだ。
Yahoo! JAPAN(ヤフー)は夏バテしたかのようにぐで〜んとする猫ちゃんの写真に「体調管理をしっかりして残りの夏を元気に過ごしたいですね」とメッセージを添えた。
UNICEFは戦地から避難したウクライナの少女・ソニアと飼い猫・ペンカの動画を配信。「今年の世界猫の日は、多くの子どもたちが必要とする癒しと喜びを与えてくれる友達である猫を祝福しましょう」と呼びかけた。
オーストラリア国立海洋博物館は船乗りとみられる男性が猫を抱える白黒写真を紹介。「何世紀もの間、猫は船乗りの理想的な伴侶でした。船は猫にとって幸せなネズミの狩猟場でもありました」と解説した。
実物の猫ちゃんの写真だけでなく、絵やキャラクターを投稿した例もある。
「吸い込まれるようなエメラルドグリーンの瞳にうっとり」。山種美術館(東京都渋谷区)は、日本画家・竹内栖鳳(せいほう)の《班猫》を投稿。重要文化財である同作は、「栖鳳が沼津(静岡県)の八百屋の前で一目ぼれした猫がモデル」だという。
東京ディズニーリゾートPR【公式】は「東京ディズニーリゾートの中にも、愛らしい猫たちがさまざまな場所にいるんですよ♪」として、ディズニー映画『おしゃれキャット』のマリーをはじめとするキャラクターたちが各所にいる姿をお披露目した。
JALは空飛ぶ飛行機の「ウィングレット」に描かれたイリオモテヤマネコのイラストを見せた。
ゼスプリキウイは「乗っかってみようかな?って猫さんになってみたけど…」と猫耳やヒゲ、尻尾を生やし、すっかり猫ちゃんになりきった様子の公式キャラクターのイラストを投稿。だが、「似合ってるかな…心配になってきちゃったよ…」と後ろを向き、振り返ってくれないようだ。
このほか、「世界猫の日」にあわせて各企業が猫をイメージした商品などの写真を投稿をした。
〈取材・文=金春喜 @chu_ni_kim / ハフポスト日本版〉