2022年の「世界最強のパスポート」ランキング最新版が7月に発表され、日本が単独1位に浮上しました。
このランキングは、イギリスの調査会社が毎年、国際航空運送協会(IATA)のデータを基に発表しています。各国・地域のパスポートについて、事前にビザを取得せずに渡航できる国・地域の数を比較しています。新型コロナ対策として各国が実施する入国制限は考慮していません。
2022年1月に発表されたランキングでは、事前ビザなしで渡航できる国・地域は192、ビザが必要な国・地域は34(※)。シンガポールと同率1位でした。その後に発表された第2四半期版でも、ビザなしで渡航できる国・地域はそれぞれ192と同数でした。
日本は今回の最新版のランキングで、事前ビザなしで渡航できる国・地域がひとつ増え、193になりました。2022年1月版と最新版とで、事前ビザなしで入国できるように変わった国は一体どこなのでしょうか。
ヒントに国旗を載せておきます。
正解は...
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ブルンジ共和国
でした。
外務省のサイトによると、ブルンジ共和国では2021年12月から、ブジュンブラ国際空港で、事前申請不要のアライバルビザの発給が再開されました。日本などで事前にビザを取得せずに、渡航できるようになっています。
このアライバルビザの発給の再開が、今回の最新版ランキングに反映されたものとみられます。
※発表サイト上では、日本とシンガポールがビザなしで渡航できない国・地域の数が「35」となっていましたが、実際の国・地域リストで確認できた数が34のため、本文では「34」と記載しています。