参議院議員選挙の比例代表に日本維新の会から立候補していた、現職の石井章氏が当選したと、NHKなどが報じた。
石井氏は65歳。専修大学法学部を卒業し、茨城県の旧藤代町議会議員や取手市議会議員を務めた。2009年の衆院選では民主党(当時)から比例北関東ブロックで立候補し、初当選した。その後民主党に離党届を提出した。2016年の参院選の全国比例におおさか維新の会から立候補し、当選していた。
Advertisement
石井氏は今回の参院選の公示前の5月15日、栃木選挙区に立候補を予定していた日本維新の会の新人の事務所開きのあいさつで、「女性5人が出るが年齢は1番若く、顔で選んでくれれば1番を取るのは決まっている」などと発言した。
この発言が報道されると批判が集中し、発言を撤回した。その後、藤田文武幹事長から厳重注意を受けていた。栃木選挙区では、この女性候補は落選した。
石井氏は選挙戦で、消費税減税や規制改革の必要性などを訴えていた。