「これ以上、芸能に携わる方の自死を耳にしたくない」。真木よう子さん、個人事務所の公式サイト開設で思いを吐露

「あらゆるネガティブな事から人として支え、守る。本来の事務所の在り方を弊社は徹底して参りたく存じます」。コメントの全文から窺える決意とは。
真木よう子さん(2016年撮影)
真木よう子さん(2016年撮影)
時事通信社

「もうこれ以上、芸能に携わる方の自死を耳にしたくない」

俳優の真木よう子さんが7月5日、自身のインスタグラムを更新し、個人事務所のホームページを立ち上げたことを報告した。

真木さんが明かした事務所のホームページを開設した理由には「あらゆるネガティブな事から人として支え、守る」などの強い決意がつづられていた。

「本来の事務所の在り方を弊社は徹底」

真木さんの公式インスタグラムは「この度、真木よう子個人事務所である株式会社そよかぜのホームページを開設致しました」と報告。

続けて「真木よう子はじめ、弊社所属の宮本梨花、藤沢玲花の情報を随時更新して参りますので、今後ともどうぞ宜しくお願い致します」とした。

ここまでは、言ってみればよく見るお知らせの“定型文”だ。

だが、ここからの真木さんのコメントには、並々ならぬ決意が滲んでいた。

《もうこれ以上、芸能に携わる方の自死を耳にしたくない。その様な思いから、あらゆるネガティブな事から人として支え、守る。本来の事務所の在り方を弊社は徹底して参りたく存じます。》

真木さんは芸能従事者の「自死」について触れ、芸能事務所の在り方についても「本来の」という言葉を用いて言及した。コメントは以下のように続いた。

《そしてこの初心を永遠に忘れず、所属者を人として愛し、あらゆる多様性を認め個人を尊重出来るよう、幸せになる為に生きる手伝いを全力で頑張りたい次第です。どうか、厳しい目で見張っていて下さい。》

TwitterなどSNSでは「このメッセージによって、よくわかるね、日本の芸能事務所の事情が」「一石を投じた感じ」「良いメッセージ」などと反応が寄せられていた。

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