透き通った水色の、風船やプラスチック片のような物体。
砂浜に落ちていたら「きれい!何だろう?」と触りたくなるが、実はこれ、「電気クラゲ」の異名を持つ毒のあるクラゲ「カツオノエボシ」。6月下旬、神奈川県内の砂浜に大量に漂着しているという。
清掃活動などをしている「かながわ海岸美化財団」が触らないよう注意を呼びかけている。
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カツオノエボシは全長10センチ程度。かながわ海岸美化財団の公式サイトなどによると、触手に強い毒を持つ。刺されると電気ショックを受けたような痛みがあり、二度目に刺されるとアナフィラキシーショックを起こして死に至ることもある。
カツオノエボシが死んだ状態であっても、毒が残っていて危険だという。
かながわ海岸美化財団はTwitterで「現在、フィルム状のプラスチック片が波打ち際に漂着しており、カツオノエボシとぱっと見似ているため、間違って触れてしまう可能性が高くなっています」と投稿。
場所によっては1メートルおきくらいに漂着しているため、触らないよう連日注意を呼びかけている。
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同財団のTwitter投稿には、「子供が触らないように本当に気を付けて」などど心配する声が寄せられている。夏本番が近づき、海水浴に出かける人は注意が必要だろう。