なんとも不気味な生き物の姿を、ぜひご自身の目で確かめてみてください…。
米テキサス州の「アマリロ動物園」で、謎の生き物が敷地周辺を歩く様子が防犯カメラに捉えられ、その正体をめぐってネット上で“論争”が起きています。
アマリロ動物園は、アフリカライオンやヤマアラシ、ベンガルトラのほか、多種多様な鳥類を飼育しています。
アマリロ市は6月9日に公式Twitterで、「アマリロ動物園は5月21日の未明(午前1時25分頃)、動物園の外で奇妙な画像を撮影しました」と報告。
シェアした白黒の画像には、 動物園のフェンスの近くを二足歩行する不気味な生き物が写っています。
頭部には丸みがかった耳のようなものが付いているように見えます。全体的にスラッとして、上体は長めです。
「夜に出歩くのが好きな、奇妙な帽子をかぶった人間?それとも(伝説上の吸血動物として知られる)チュパカブラ?」
市は、この生き物を「UAO(未確認アマリロ物体)」と命名。「このUAOについて何か心当たりはありますか?」と問いかけ、情報を求めています。
この投稿に対し、リプライでは様々な説が飛び交う事態に。
ある人は「UAO」を、単に動物に変装した人間だと主張。一方、徘徊するコヨーテだとする見方もあります。
動物たちへの危害は確認されず
「謎解きに手を貸して」ーー。
アマリロ市は公式サイトで、「これはアマリロが解決せねばならない謎です」との声明を出しました。
「市はこのUAOの正体について、市民から意見を募集しています」と呼びかけました。公開しているのは静止画で、映像はないといいます。
同市の公園・レクリエーション部長のマイケル・カシュバさんは「私たちはただ、アマリロのコミュニティーの皆さんに楽しんでもらいたいのです」と話します。
「この物体が、アマリロ動物園の外側にいた事実に注目することが重要です。それが動物園内に入ろうとした形跡はありませんでした。動物たちや人への危害は確認されず、犯罪行為や破壊行為の痕跡もありませんでした」
謎の徘徊者の正体は、依然として不明のままです。