名前が分からない人に急に話しかけられ...。瞬時に頭の中で「タメ語?敬語?年は近い?クラスメイト?」と推理開始!相手に「忘れてた」と思わせないための対処法とは...。
そんなあるあるな体験を元にした漫画が、Twitter上で話題になっています。
作者は、漫画家であり『左ききのエレン』や『15分の少女たち』の著者であるかっぴー(@nora_ito)さん。6月6日に投稿した『名前が思い出せない人に話しかけられた時の対処法』には、5万6千件を超える「いいね」が付き、話題になりました。
読者からは「わかりみが深い」「ガチで日常」「私は素直に聞いちゃう派」と共感のコメントが多く寄せられました。
■あなたならどうする?
ある日、1人で歩いていると「あれ?カナさん...!」と話しかけられた主人公。しかし相手の名前が思い出せない...。そんな時の対処法とは。
まずは時間を稼ぐこと。ここで悩ましいのがタメ語を使うか敬語を使うか。そんな時に使えるのが「びっくりした〜」という感想。
タメ語でも通るこの言葉で稼いだ数秒間。頭の中では推理が行われています。目に見える手がかりをもとに「年は近い?クラスメイト?いや少し上...?」
それでも分からない。そんな時は守りから攻めにシフトチェンジ!
「いつぶりだろう...?」とあくまで独り言っぽく呟いて相手からのキーワードを誘い出します。
しかし帰ってきたのは「確か...去年の9月だ!」というキーワードにもならない言葉。ここまできても分からない...。そこで繰り出す最後の手段。
「せっかくなんでインスタ!」
すると笑顔で「フォローしてますよ!」と返され、結局誰だったのか思い出せない結末に...。
※以下にマンガと作者との一問一答が続きます。
■かっぴーさんとの一問一答
ハフポスト日本版は、この作品を投稿したかっぴーさんに取材をしました。以下は一問一答です。
ーーなぜ、このエピソードを漫画にしようと思ったのでしょうか?
ちょうど描いた日にそういうことがあったので(笑)
ーー名前が思い出せない人に話しかけられることはよくあるのでしょうか?
よくあります。LINEでもあります。「おっす、覚えてる?」とだけLINEするのは法律で禁止してほしい。
ーーマンガのように「いつぶりだろう…?」の返答から相手が判明することもありますか?
あったと思いますが、それも忘れました。
ーー最後の手段として描かれているSNSを聞くのは妙案のような気がしますが、成功率などはどうなのでしょうか?
実際この手は使ったことないです。急に話しかけてくる人に限って、あっという間に立ち去ってしまいませんか?
ーー漫画には5万6千件を超える「いいね」が付くなど大きな反響が寄せられていますが、どのように感じていらっしゃいますか?
あるあるだったんだなと思いました!
ーー読者から多くの共感の声が寄せられていますが、何かメッセージがあれば一言お願いします。
日本中で今後同じ悲劇が繰り返されないことを祈るばかりです。