「お金」の話はタブー?生きるために必要な「お金」の知識について話し合います【#お金を話そう】

「人前でお金の話はするな」ーー。しばしばそう語られる「お金」の話題。でも、生きていく上で必要な「お金」について、金融教育の普及に取り組む一般社団法人「日本金融教育推進協会」代表理事の横川楓さんと「Twitter Spaces」で話し合います。

「人前でお金の話はするな」「お金の話は汚い」「お金の話をするのは品がない」ーー。

日本ではしばしばそう語られ、「お金」の話題はタブー視されがちです。

でも、私たちはやりたいことを実現したり、好きなことをしたりするにもお金がかかる、お金なしでは生きられない社会に暮らしています。

また、2022年4月から成人年齢が「20歳」から「18歳」に引き下げられ、親の同意なしで携帯電話の契約をしたり、クレジットカードを作ったりできるようになりました。「お金」にまつわる正しい知識や判断力を身につけなければ、トラブルに巻き込まれたり、損をしてしまったりすることも考えられます。

しかし、日本では、こうした「金融リテラシー」を身につける「金融教育」の遅れが指摘されています。

日本銀行が事務局を務める「金融広報中央委員会」の2019年の金融リテラシーに関する調査によると、「金融教育を学校で受けたことがある」と回答した人は日本では7%だった一方、アメリカでは21%。「金融知識に自信がある」と回答した人も日本では12%でしたが、アメリカでは76%でした。

「お金」についての知識を身につけたいけれど、気軽に相談できる人が身の回りにいない。将来の生活に漠然とした不安がある。「お金」にまつわる制度や仕組みを知りたいけれど難しいーー。

そんな思いを持つ皆さんと、私たちが生きていく上で知っておくべき、お金にまつわる疑問や制度、仕組みについて、オープンに話せる場を作りたい。

ハフポスト日本版は、「知らないことで損をする人を減らしたい」との思いから金融教育を広める活動をしている一般社団法人「日本金融教育推進協会」代表理事の横川楓さんと、「お金」についてわかりやすく話し合うTwitter Spaces企画「#お金を話そう」をはじめます。

Twitter Spaces「#お金を話そう」
Twitter Spaces「#お金を話そう」
HuffPost Japan

1回目となる5月30日(月)は、「年金」をテーマに、年金の仕組みや保険料の仕組みといった基礎知識から、将来に備えて若い世代が今知っておきたいことなどについて、語り合います。

企画にあたり、横川さんは「お金に関する知識を身につけることは、リスクから身を守る防御にも、資産を増やすための武器にもなります」と話しています。

「#お金を話そう」で質問や声をお寄せください

横川さんへの質問や、「年金」について知りたいことなど、Twitterでハッシュタグ「#お金を話そう」をつけて声をお寄せください。また、こちらのアンケートフォームからもご回答いただけます。可能な範囲で、企画の中で紹介させていただきます。

<企画概要>

参加無料です。

配信日時:5月30日(月)夜7時30分~(1時間程度)

参加方法:Twitterでhttps://twitter.com/i/spaces/1OwxWzknlkQJQにアクセス(または、ハフポストの公式アカウント横川さんのアカウントフォローして頂くと、スペースが開始され次第、ホームタイムラインの上部にスペースが自動的に表示されます)

横川楓さん「お金について考えるハードルを下げていくことが大切」

横川楓さん
横川楓さん
提供写真

ただでさえお金に関する仕組みは複雑で、難しいものが多く、「お金」についてよくわからないまま大人になってしまっている人も多いはず。ですが、知らないことは恥ずかしいことではありません。

お金についてしっかりと向き合っていくことで、おすすめの家計簿アプリをシェアしたり、クレジットカードの返済に困っている人にアドバイスもできたり、周りの誰かとお金の話題をシェアしたり、制度への理解が深まれば現行の制度の問題点も政治にも興味を持つようになるなど、政治参加や社会問題への解像度も高くなっていくでしょう。

お金に関する知識を身につけることは、リスクから身を守る防御にも、資産を増やすための武器にもなります。

もっとお金についてラフに、そしてオープンに話していくことで、お金について考えることをハードルを下げていくことが大切だと考えます。

<横川楓さんプロフィール>

1990年生まれ。明治大学法学部を卒業し、明治大学専門職大学院グローバルビジネス研究科へ進学。実家が会計事務所の経営をしていたこと、母子家庭で育つなどの原体験から、お金の知識を得ることと知識を活用することの大事さを痛感。「お金のことを誰よりも等身大の目線でわかりやすく」をモットーに、やさしいお金の専門家 / 金融教育活動家として活動している。著書に「ミレニアル世代のお金のリアル」。

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