朝目覚めると、何か暖かい感触が…。
アメリカ・テネシー州のある夫婦は、ベッドで目を覚ますと、隣に大きくてかわいらしい犬が丸くなっているのを見つけて唖然としました。
ジミー・ジョンソンさんは、寝返りを打って妻にこう尋ねました。
「ジュリー、これは誰の犬?」
寄り添って眠る見知らぬ犬。「これ、あなたの愛犬?」
ジョンソン夫妻は、日頃から3頭の大型犬を飼っており、キングサイズのベッドで一緒に寝ているといいます。しかし、目覚めると隣にいたのは、どの愛犬でもなく、見たことのない薄茶色の犬でした。
その犬に危険がないことがわかると、夫妻は、ベッドでくつろぐ犬の写真を撮って飼い主を探すためにFacebookに投稿しました。
「カーテンの隙間から朝日が差した時、私たちは他人の犬と寄り添って眠っていたことに気づきました」
「これは、私が今までにしてきたなかで最も奇妙な投稿かもしれません。これはあなたの愛犬ではないですか?」
この投稿により、無事に飼い主が見つかりました。
犬の名前はナラ。雷雨になる直前に散歩をしていた時、飼い主の元から逃げ出してしまったそう。ナラは、ジョンソンさんの家の開けっぱなしになっていたドアをすり抜けて中に入ってきて、安全で暖かい場所を探していたところ、ベッドに辿り着いたようです。
ナラがベッドに入ってきても、ジョンソン家の3頭の犬は反応しなかったといいます。
ナラの飼い主のクリス・ホーキンスさんとフェリシア・ジョンソンさんは、ナラの警戒心のなさに少し困惑しているようで、無事に再会したあとにFacebookにこう投稿しました。
「なぜか見知らぬ人の家に侵入し、パーソナル・スペースを侵害したナラを面目なく思います。しかし、ありがたいことに(ジョンソン)夫婦はそれを愉快に思ったようです」
ナラが起こしたこの騒動のあと、両家はFacebookで友達になり、交流を深めているといいます。
※この記事はハフポストUS版を翻訳・編集しています。