「ついに大仏様がTwitterを始めた」東大寺、アカウント登録から12年ごしに初ツイート

5月10日には、日本語、英語、中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、ロシア語の7つの言語で投稿していた。

「皆さま、はじめまして」

奈良の大仏で有名な東大寺がこの5月に初ツイートをした。大仏の写真を添えてアカウントの運用開始を報告すると「ついに大仏様がTwitterを始めた」などと話題になっている。

皆さま、はじめまして。東大寺ではこの度、公式ツイッターを開設しました。公式サイトに加え、これから様々な情報をお届けします。末永く、どうぞよろしくお願いします。 #奈良 #東大寺 #華厳宗大本山 #奈良の大仏 https://t.co/lw2nEupqzU pic.twitter.com/56RIgYShdk

— 華厳宗大本山 東大寺【公式】 (@todaiji) May 10, 2022

ハフポスト日本版は東大寺にTwitterを始めた経緯などを聞いた。

多言語化など公式サイトのリニューアルに伴い、Twitterでの情報発信を始めたという。「東大寺や仏教について、より親しまれ、より理解を進められるよう、発信するつもりです」とコメントした。

5月10日のツイートでは、日本語以外に英語、中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、ロシア語でも投稿。多言語発信する公式サイトと同じ7つの言語でツイートした。

7つの言語での発信は、誰がどのように運用しているのか。

「公式サイトの各国語版については、仏教などに精通した方に翻訳をお願いしています。今回のツイートはそれをお知らせするため各国語で行いました」

今後の多言語でのTwitter発信については未定という。

東大寺のアカウント情報を見ると、利用開始自体は2010年3月とある。この点を尋ねると「アカウント自体は、第三者による取得を避けるため12年前に登録しました」という徹底ぶり。

そのおかげで「@todaiji」というユーザー名を守り抜いた。

アカウントは存在していたものの、5月10日に初ツイートするまでは、フォロワー数は2桁ほど。それが翌11日には2万4000、きょう21日には3万4000と急上昇中だ。

アカウント運用開始やツイートに反響が広がっていることに対しては「様々な反応から、多くの方が大仏さまや東大寺に思い出や親しみを持っていただいていることを知り、ありがたく思っています」と答えた。

注目記事