竜星涼さん、どんな人? 朝ドラ『ちむどんどん』で“ニーニー”賢秀役。トラブルメーカーぶりが話題に

NHK朝ドラ『ちむどんどん』で、主人公・暢子の兄・賢秀(けんしゅう)を演じる竜星涼(りゅうせいりょう)さん。『ひよっこ』では爽やかな警察官を演じていましたが…。
竜星涼さん
竜星涼さん
時事通信社

NHKの朝ドラ『ちむどんどん』で、主人公・暢子(のぶこ/黒島結菜さん)の兄・賢秀(けんしゅう)を演じる竜星涼(りゅうせいりょう)さん。

「ニーニー」(沖縄の方言で兄)と呼ばれる賢秀は、主人公一家・比嘉家の長男で、優しく家族思い。その一方で、詐欺に引っかかったり、暴力沙汰を起こしたりと、次々と問題を引き起こし、そのトラブルメーカーぶりが「朝ドラ史上一番」だと話題になっている。

竜星涼さんの経歴は?『ひよっこ』では爽やかな警察官

公式サイトによると、竜星涼さんは1993年に東京都で生まれ、現在29歳。

2010年4月から放送されたフジテレビ系ドラマ『素直になれなくて』で俳優デビューし、スーパー戦隊シリーズ第37作の『獣電戦隊キョウリュウジャー』の主人公・桐生ダイゴ(キョウリュウレッド)役でテレビドラマ初主演を務めた。

ドラマ『アンナチュラル』(TBS系)や『昭和元禄落語心中』(NHK総合)、映画『ぐらんぶる』『弱虫ペダル』などへの出演で知られる。

朝ドラには、2017年放送の『ひよっこ』にも出演。優しく爽やかな警察官・綿引正義(まさよし)を好演。SNSでは『ちむどんどん』での「ダメ兄」ぶりと比較する声もあがっている。

 

詐欺、暴力、そして姿消す…次々と問題起こす「ニーニー」

黒島結菜さんが主演を務める『ちむどんどん』は、沖縄・やんばる地域で生まれ育ち、ふるさと・沖縄の料理に夢をかける女性と、支え合うきょうだいたちを描いたストーリー。2022年5月に、沖縄が本土に復帰して50年を迎える。タイトルの「ちむどんどん」は沖縄の方言で、「心がワクワクすること」を意味する。

主人公一家の比嘉家は、借金を抱えており、その返済に苦しんでいる。次女の暢子は、料理大会に助っ人として参加したことをきっかけに、「東京に行って料理人になりたい」という夢を語る。

その一方で、仕事に就いていない賢秀は母の優子(仲間由紀恵さん)からお金を借りて投資に費やすも、その後詐欺だったことが発覚する。絶望した賢秀はお店で暴れ回り、居合わせた人に怪我を負わせる展開に。家族も困惑するも、賢秀は反省する様子を見せず、翌日には「部(「倍」の誤字)にして返す!」という書き置きを残して、家を去ってしまう。

「部にして返す!」

手紙を残して、姿を消した賢秀…。#ちむどんどん #朝ドラ#竜星涼 pic.twitter.com/ttuMcXbiKB

— 連続テレビ小説「ちむどんどん」 (@asadora_nhk) May 10, 2022

一家のトラブルメーカーである賢秀。朝ドラにはこうした破天荒なキャラクターが登場することは少なくない。ネット上では、賢秀の行動に対し、「朝ドラ史上最悪の兄」「どうしようもない」などの厳しい声や、家族思いな一面を認めた上で「これから改心してほしい」など、様々な声があがっている。

演じる竜星さんは、賢秀というキャラクターについて、インタビューで「まっすぐなんですよね。自分の思う正義にまっすぐ向き合いすぎて、人を巻き込んじゃったり、傷つけちゃったりしてしまう」とその印象と語っている。

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