メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手は本拠地・アナハイムで行われているレイズ戦に「3番・DH」で先発出場し、2打席連続ホームランを放った。
そのうち、第4打席に放った1本は自身初のMLBでの満塁ホームランとなった。
地元放送局が公開した動画には、実況アナウンサーが興奮して描写する様子もおさめられた。
通算100号まであと1本と迫るグランドスラム
まず大谷選手は6回裏、レイズのビークス投手の初球をとらえ第5号のソロホームランを放った。前を打つトラウト選手が2ランホームランを放った直後だった。
しかし、これだけでは終わらない。打線が好調なエンゼルスは続く7回裏もノーアウト満塁のチャンスを作ると、打席が大谷選手に回ってきた。大谷選手はレイズのフォーシェー投手の球をとらえると、打球はレフトスタンドへ吸い込まれた。
2打席連続となる第6号の満塁ホームラン(グランドスラム)を放った。自身ではMLBで初めての満塁弾となった。エンゼルスの試合中継を担う地元放送局『バリースポーツ・ウェスト』の公式Twitterはこのホームランの動画を公開。
実況アナウンサーは打った瞬間それとわかるホームランを描写すると、大谷選手がダイヤモンドを回る際に一言「すごい!!」と日本語で絶叫。
大谷選手がホームインした直後にも「すごい。Wow」と改めて感嘆した。その後チームメイトから祝福された大谷選手は今シーズンチームで恒例となっているカウボーイハットを被り、喜びを噛み締めた。ベンチは大盛り上がりだった。
この実況はTwitterで「本当にすごい」「おっしゃる通り」「オオタニサンへの実況好き」などと反響が寄せられた。
大谷選手の出身地・岩手県のNHK盛岡放送局は公式Twitterで「5号ホームラン! と投稿の準備をしていたら… 次の打席は満塁ホームラン!!! すごい!オオタニサーン!!!!!」と反応していた。
試合はエンゼルスが11-3で勝利した。大谷選手はこれでMLBで放ったホームランが99本となった。今後は節目の100号達成に期待がかかる。