「ウクライナのハチ公」と呼ばれた秋田犬のメスの「リニ」が、新しい飼い主と元気にお散歩をする姿が報告された。
ウクライナ内務大臣顧問のアントン・ゲラシチェンコ氏が日本時間5月8日、自身のTwitterに動画を投稿し、「リニは新しい家族とその愛犬の『チップ』と一緒に元気に暮らしています」と明らかにした。
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動画には、リニが新しい飼い主ともう1匹の犬「チップ」とともに散歩をし、飼い主から頭をなでられる様子も映っている。
ゲラシチェンコ氏によると、リニは体重が4キロ増え、10歳になったという。「新しい飼い主を信頼するようになりました」ともつづった。
この投稿には、「どうかお幸せに!」「彼女(リニ)の状況を更新してくれてありがとう」「素晴らしいニュース」などのコメントが寄せられていた。
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「ウクライナのハチ公」とは?
リニは、ウクライナの首都キーウ近郊にあるマカリウ村の自宅の玄関先で、飼い主をけなげに待つ姿が4月に報じられ、「ウクライナのハチ公」と注目された。リニの飼い主の女性は自宅近くでロシア兵にレイプされた後に殺害されたという。リニは当時、9歳だった。
その後、新しい飼い主に引き取られたことが明らかになり、多くの祝福の声が寄せられていた。