ゴールデンウィーク、新幹線の座席確保や飛行機の快適な過ごし方。移動に関する豆知識

大型連休中は長期休みを楽しむためにも、移動時間もできるだけストレスなく過ごしたいですよね。長距離移動を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
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まもなく迎えるゴールデンウィーク(GW)。帰省や旅行などで長距離を移動される方も多いかもしれません。

その際に多くの方が利用する新幹線や高速道路での渋滞、飛行機内での過ごし方など、ちょっとした豆知識をまとめてみました。

新幹線の座席確保

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やはり長距離移動の際は、できれば座りたいもの。座席を確保するために、参考にしてみてください。

<自由席で座りやすいポイント>
少し移動して始発駅に行けるのであれば、時間はかかってしまいますが途中駅からの乗車よりも始発駅からの方が乗車前に並べば座れる可能性は高くなります。また、臨時列車の方が前の列車との時間間隔が短かったり、普段は運行のない時間の列車になるため利用する人が少ない可能性があるので狙い目です。

<指定席チケットの予約>
現在は予約がいっぱいでも、乗車予定日の2日前に再度確認をしてみると、キャンセルが出ているかもしれません。それは、出発前日や当日は払い戻しにかかる手数料が高くなるため、利用するか悩んでいる方は2日前までにキャンセルされる可能性が高いからです。
>>参考記事 新幹線の自由席を確保するテクニック

東海道新幹線の富士山ビュースポット

東海道新幹線からは、晴天時には山側の席に座ると富士山を望むことができます。春は空気が霞みやすい季節ではありますが、大型連休中は沿線の工場も稼働率が下がるため、空気が澄んで、車窓からの風景は遠くまで見える確率が上がりそうです。

〔1〕大田区馬込付近(品川~新横浜間)
 品川駅から多摩川を渡るまでの間に見える。

〔2〕平塚市相模平野付近(新横浜~小田原間)
 相模川を渡るところより少し西側。

〔3〕富士市(三島~新富士間)
 三島駅のやや西側。麓まで完全な姿を見られるのはこの区間だけ。

〔4〕海側の席からのスポット(静岡~掛川間)
 海側の席から見える唯一の区間。静岡駅近くの安倍川のすぐ西側。上りの方が見やすい。

〔5〕浜名湖付近(浜松~豊橋間)
 かなり西側からの眺め。春は霞みやすいので難易度高め。
>>参考記事 東海道新幹線 富士山の車窓スポット5選

高速道路で渋滞が発生しやすい場所

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多くの方が外出するゴールデンウィークは渋滞が付き物。高速道路に車も集中するため、長い渋滞が発生してしまうこともしばしばです。できるだけ渋滞を減らせるように、自然渋滞が発生しやすいポイントを紹介します。

<追越車線>
追越車線では何かの拍子に1台がブレーキを掛けると、交通量が多いと後続車に伝播し、流れが停滞します。そうすると走行車線でもスピードが落ちても追い越し車線に移れず、後続車が次々に速度を落とすため渋滞が発生します。

<合流部付近>
インターチェンジやジャンクション、料金所からの合流箇所では、走行車線の車が速度を落とすため、後続の車も速度を落とします。それにより、追い越し車線へ移る車が出てくるため、追越車線を走行する後続車も速度が落ちて、渋滞が発生しやすくなります。

<上り坂>
上り坂では無意識に速度が低下するため車間距離が短くなり、後ろの車はブレーキを踏みます。そして後続の車が次々とブレーキを踏むため、交通量が多いと渋滞が発生します。特に「サグ部」と呼ばれる下り坂から上り坂にさしかかるところでは、ドライバーが上り坂で速度が低下していることに気づきにくく、自然渋滞が発生しやすいポイントです。
>>参考記事 渋滞が発生しやすい「サグ部」とは?

高速道路の渋滞解消を促す緑や青の光

高速道路の脇に一定間隔で設置されれている緑や青に光るライトを見たことがありますでしょうか。車の進行方向へ連続的に光が移り変わることによって、無意識の速度低下を防いで渋滞を軽減するというものです。

無意識の速度低下が起きやすい、ゆるい上り坂などに設置されています。ライトの移動に合わせて速度回復に努めるようにしてください。
>>参考記事 高速道路を流れる光の正体

 

飛行機の機内は乾燥に注意

 
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飛行機は上空の非常に高いところを飛ぶため、外気と機内では気温差が非常に大きくなります。そのため、機内の湿度が高いと、機体内部に結露が発生しやすくなってしまうので、湿度が低めに設定されているそうです。

マスクの着用はもちろん、水やお茶などこまめに水分補給をして、乾燥に気を付けましょう。
>>参考記事 飛行機内の乾燥と対策法

エコノミークラス症候群に注意

飛行機だけでなく、夜行バスや長距離ドライブでもそうですが、長時間同じ姿勢でいると、エコノミークラス症候群になるおそれがあります。

座席に座ったままでもかかとやつま先を上下に動かしたり、車であれば数時間置きに休憩を取って体を動かすなど、特に足の血流を悪くしないように心がけてください。
>>参考記事 飛行機でのエコノミークラス症候群予防ポイント

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