NHKの朝ドラ『ちむどんどん』で、音楽教師の下地響子(しもじ きょうこ)を演じている片桐(かたぎり)はいりさん。
響子は、4月26日の放送回で初登場し、その強烈なキャラクターが注目を集めている。
演じる片桐はいりさんとは、どんな人なのか?
代表作は? 映画館で「もぎり」のボランティアも
公式サイトによると、片桐はいりさんは1963年に東京都で生まれ、現在59歳。大学在学中に劇団に入り、現在は映画・ドラマ・舞台で幅広く活躍している。
映画『かもめ食堂』『シン・ゴジラ』『私をくいとめて』などに出演し、独特のオーラで存在感を発揮してきた。2021年にはテレビ東京系列のグルメドラマ『東京放置食堂』で連ドラ初主演を務めた。
朝ドラには、『ちむどんどん』以前に、『あまちゃん』や『とと姉ちゃん』などにも出演する。
俳優業と並行し、1984年にオープンした品川区の歴史ある映画館「キネカ大森」でボランティアで「もぎり」の仕事を行なっていることでも知られる。
演じるのは音楽教師・響子。どんな役?
黒島結菜さんが主演を務める『ちむどんどん』は、沖縄・やんばる地域で生まれ育ち、ふるさと・沖縄の料理に夢をかける女性と、支え合うきょうだいたちを描いたストーリー。2022年5月に、沖縄が本土に復帰して50年を迎える。タイトルの「ちむどんどん」は沖縄の方言で、「心がワクワクすること」を意味する。
片桐さんが演じる響子は、主人公の暢子(のぶこ/黒島結菜さん)たちが通う高校の音楽教師。暢子の妹・歌子(上白石萌歌さん)の才能を見抜き、歌の指導をしようとする。
赤い縁のメガネをかけ、音楽に関心を示す歌子に「音楽は魂の叫び!」と声をかける響子。個性豊かなキャラクターで、Twitterでは「片桐はいり」がトレンド入りし、「はいりさん出て来ただけでめっちゃ面白くなる」「響子先生怪しい。すごいインパクト」「クセ強めの音楽教師」などと反響が広がっている。