メジャーリーグが日本時間の4月8日に開幕する。
昨シーズンにアメリカン・リーグのMVPに輝いたエンゼルスの大谷翔平選手や、広島東洋カープからカブスに移籍し、メジャーで初めてのシーズンを迎える鈴木誠也選手の活躍に注目だ。
大谷選手は自身初の開幕投手を務めることが決まっている。2人が出場予定の開幕戦はテレビで放送される。
注目選手2人の開幕戦、テレビ放送は?
大谷選手の所属するエンゼルスは、開幕カードをアストロズと戦う。
日米合わせて今シーズンでプロ10年目に突入。メジャーで自身初の開幕投手を務める大谷選手はチームに勝利を呼び込むピッチングができるかに注目が集まる。
また、今シーズンからは投手として降板後も打者として試合に出場し続けることができる、いわゆる「大谷ルール」が適用される。これにより、昨シーズンよりも打席数が増える見込みだ。今シーズンも投打の活躍が期待される。
大谷選手が出場予定のテレビ放送は、以下の通り。
4月8日 午前10時05分〜(NHK総合)
ヒューストン・アストロズvsロサンゼルス・エンゼルス
一方、メジャー移籍1年目のスタートを切るカブスの鈴木誠也選手。
シーズン開幕前のオープン戦では本塁打2本を放っている。鈴木選手は日本代表・侍ジャパンなどでも活躍。日本球界屈指の打棒に注目が集まる。
鈴木選手が出場予定のテレビ放送は、以下の通りだ。
4月8日 午前3時15分〜(NHKBS1)
ミルウォーキー・ブルワーズvsシカゴ・カブス
大谷選手の今シーズン。「ポストシーズン」にかける思い
大谷選手の2021年シーズンの最終成績は、投手として9勝2敗、防御率3.18、156奪三振。打者として打率2割5分7厘、リーグ3位の46本塁打、100打点、26盗塁だった。
投打にめざましい活躍を見せ、メジャーリーグの年間最優秀選手にあたる「シーズンMVP」(アメリカン・リーグ)に選出。受賞は2001年のイチローさん(当時シアトル・マリナーズ)以来で、日本人選手では20年ぶり2人目の快挙だった。
だが、所属するエンゼルスはアメリカン・リーグ4位に終わり、ワールドシリーズ出場をかけた「ポストシーズン」(プレーオフ)への出場はならなかった。
大谷選手は2021年シーズン終了後の記者会見で「チームの勝ちもついてこない、ポストシーズンの戦いも見えてこない中で、精神的にきつい場面は後半の方が多かった。落ち込むことも含めて、いい1年だったなと個人的には思う」とシーズンを振り返っていた。
中日スポーツの取材に対し、大谷選手は「ポストシーズンに行きたい。勝ちたいなという気持ちは(今シーズンは)より強い」などと語っている。
―-
【Update 2022/04/08 午前8時】カブスの鈴木誠也選手はブルワーズ戦に「6番・ライト」で先発出場し、2打数1安打2四球。2打席目に初安打を放った。