「キーウ」に変更でゼレンスキー大統領が謝意。「時代遅れのソビエトの表記を捨てる時が来た」

日本はウクライナの地名についてウクライナ語の読み方に基づく呼称に変更します。
ウクライナのゼレンスキー大統領=2022年3月29日、ウクライナ・キーウ(大統領府提供)
ウクライナのゼレンスキー大統領=2022年3月29日、ウクライナ・キーウ(大統領府提供)
Anadolu Agency via Getty Images

ウクライナのゼレンスキー大統領は3月31日、日本がウクライナの首都の呼称をキエフからキーウに変更することについて「日本と岸田文雄首相に感謝し、他の国々も続くことを勧める」と自身のTwitterでつづった。

日本の外務省は31日、ウクライナの首都の呼称をロシア語の読み方に基づく「キエフ」からウクライナ語の読み方に基づく「キーウ」に変更すると発表した

ゼレンスキー大統領は「キエフではなくキーウ」というハッシュタグを付けて投稿。「ついに時代遅れのソビエトの表記を捨て、正しいウクライナ語の表記を採用する時が来た」と記した。

日本政府は、キエフだけではなくウクライナの他の地名についてもウクライナ語の読み方に基づく呼称に変更する。

High time to finally discard the outdated Soviet spelling of our cities and adopt the correct Ukrainian form. Grateful to Japan and @kishida230 for already doing so and encourage others to follow. #KyivNotKiev

— Володимир Зеленський (@ZelenskyyUa) March 31, 2022

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