「唆られっぱなしでした」「子供達に夢を与えた大傑作」ーー。
2019年からアニメも制作されている人気漫画『Dr.STONE』(原作:稲垣理一郎さん、作画:Boichiさん)が、「週刊少年ジャンプ」2022年14(いし)号で最終回を迎えた。
2017年14号から始まり5周年で幕を閉じた同作。長い間ジャンプを支えた人気作の終了に、人気漫画家やアニメスタッフから祝福のコメントやイラスト、動画が続々と届いている。
◆『Dr.STONE』とは?
『Dr.STONE』は、謎の現象により人類が石化した世界が舞台のSFサバイバル作品。石化から数千年後に目を覚ました主人公・石神千空らが科学の力で文明を作っていくストーリーが描かれている。
◆激励コメントに「めちゃめちゃウルッときました」
原作者の稲垣さんは、完結号が発売された7日に、Twitterで「本日発売のジャンプ。Dr.STONE、最終回載っております!!ジャスト5年間、ご愛読ありがとうございました!先週の表紙&巻頭カラーに続き、なんとカラー7P!!すごい量です!千空たちの科学クラフトアドベンチャー、ラストをぜひチェックしてみてください……!!」と投稿。
同作が完結したジャンプ2022年14号の目次では、『僕のヒーローアカデミア』の堀越耕平さんは「唆られっぱなしでした!」、『呪術廻戦』の芥見下々さんは「毎週すごい熱量に圧倒されていました!!」とコメント。12作品の作者が労った。
ジャンプには人気作の終了時、他の作者がコメントする文化があるが、稲垣さんは 「ジャンプの巻末コメント。最終回お疲れ様コメント文化を、マジで完全に忘れてて。本誌が届いて、マンガ読んで、巻末見て。完全に不意を突かれてしまい、なんかめちゃめちゃウルッときました……ありがとうございます、漫画家仲間のみんな」と、感動した様子を見せた。
◆ジャンプ作家から、祝福のイラスト続々
ジャンプ本誌以外の場でも、作者2人へお祝いのコメントやイラスト、動画が届いた。
ジャンプで現在連載中のギャグ漫画『僕とロボコ』(宮崎周平さん作)の公式アカウントでは、
「稲垣先生、Boichi先生、
157680000秒間にわたる連載
お疲れ様でした😭😭💖💖
ロボコもドクストのような
100億万点の唆る漫画になれるよう
頑張ります😤❣️❣️」
とのコメントとともに、『Dr.STONE』のキャラクターをイメージしたイラストを投稿。
『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』や『ライカンスロープ冒険保険』の西義之さんも、「稲垣先生Dr.STONE連載お疲れ様でございました」と思いを綴り、作中の人気キャラ・スイカのイラストを公開。
『Dr.STONE』の原作者・稲垣さんは「すごいの送ってもろた!」とのコメントとともに、人気作『SKET DANCE』や『彼方のアストラ』 で知られ、現在ジャンプで『ウィッチウォッチ』を連載中の篠原健太さんから送られてきた、多くの人が踊りながら完結を祝福する動画と、直筆イラストを公開した。
また、アニメ『Dr.STONE』の公式アカウントも、「稲垣先生 Boichi先生、『Dr.STONE』連載完結おめでとうございます」「両先生の最高の物語をさらに盛り上げていくべく、製作スタッフ一同、魂を込めてお届けして参ります」などとツイート。アニメでキャラクターデザインを勤めた岩佐裕子さんの特別イラストも投稿した。