国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のフィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官は3月6日、ロシアの軍事侵攻から逃れたウクライナの難民が10日間で150万人を超えたと自身のTwitterで明らかにした。
グランディ氏は「第二次世界大戦以降、ヨーロッパで最も急速に拡大している難民危機だ」と指摘した。
一方で、ウクライナ南東部のマリウポリでは、5日に実現できなかった民間人退避のための「人道回廊」が設置されるはずだったが、赤十字国際委員会(ICRC)は6日、「失敗に終わった」と公式Twitterで報告した。
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ロシアがウクライナに侵攻したのが2月24日で、UNHCRは3月3日に侵攻から7日間で100万人が避難を余儀なくされていると明らかにしたばかり。
今後も拡大が予想される難民の支援が急務となっている。