北京五輪の閉幕から1週間。大会の終盤はカーリング・女子の熱戦が連日盛り上がりを見せ、日本代表のロコ・ソラーレが銀メダルを獲得した。
そのライバルで、“メガネ先輩”の愛称で知られる韓国代表のキム・ウンジョン選手が大会後に自身のインスタグラムで公開した写真が話題となっている。
“メガネ先輩”が眼鏡を外して見せたのは...
韓国代表は2018年の平昌五輪では銀メダルを獲得したが、北京五輪では準決勝に進めず8位に終わった。
キム選手は大会後の2月25日、インスタグラムで2枚の写真を公開。氷上ではお馴染みとなった眼鏡を外して見せたのは、「母」としての顔だった。
「ついに会えた」などのコメントとともに長男とのツーショットを投稿。キム選手も笑顔だった。大会期間中、眼鏡をかけ厳しい表情で試合に臨んでいた姿とは明らかに異なる印象だ。
投稿の返信には「ロコ・ソラーレとの試合も楽しませてくれてありがとうございました!」「可愛いです」など日本語でのコメントも寄せられていた。
キム選手が率いる韓国代表は2月14日、1次リーグで日本代表の「ロコ・ソラーレ」と対戦し、10-5で勝利していた。
この試合の最中、SNSでは共にスキップのキム選手と日本の藤沢五月選手が過去に対戦した際の写真の構図が「漫画だった」と話題になっていた。
産後に競技復帰した選手としての思い
日本では平昌五輪でのメガネ姿が注目を集めて知名度をあげたが、キム選手は産後に競技復帰した選手として北京五輪に臨んでいた。
2018年の平昌五輪の後にスケートコーチと結婚。2019年5月に第1子の出産後に競技に復帰し「チーム・キム」の1人として五輪の切符を掴んだ。
korea joongang dailyの取材に対し、「韓国の女性カーリング選手、そして全ての韓国の女性に、私たちは子供を授かった後も同じようにできるんだというメッセージを送りたい」と思いを語っていた。