「戦争を正当化することはできない」「決して起きてはならないことが起こった」ーー。
ロシアがウクライナへの軍事侵攻を進める中、ロシアの著名人たちが「戦争反対」と抗議の意をSNS上で表明する動きが広がっている。
ロシアのテレビ番組司会者で、1000万人近いフォロワー数を誇るイヴァン・ウルガントは、Instagramに真っ黒の画像を投稿。ロシア語と英語で「恐怖と苦痛。NO WAR(戦争反対)」と訴えた。
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人気コメディアンのマクシム・ガルキンも、自身のInstagramに黒い画像を投稿。
「早朝から、ウクライナの友人や親戚と話をしているんだ!この気持ちを表現する言葉が見つからない!どうしてこんなことがあり得るのか。戦争を正当化することはできない。戦争反対!」などとつづった。
平昌五輪フィギュアスケート女子の銀メダリスト、エフゲニア・メドべージェワはInstagramのストーリーで、他の著名人たちと同じように黒い画像をシェア。「悪い夢のように、一刻も早く全てが終わることを願っています」とのメッセージを添えた。
歌手のヴァレリー・メラジェは、Instagramに投稿した動画で「決して起きてはならないことが起こった」と述べた。「歴史がいつか、全てを裁くだろう。今は(ロシアが)軍事行動を止めて、交渉の場に座るよう願いたい」。
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Instagramのフォロワーが1400万人を超えるウクライナ出身のポップスター、スヴェトラーナ・ロボダは、青と黄のウクライナ国旗を連想させる色に染まった野原に、涙を流す顔を重ねた画像を投稿。「胸が張り裂けそう。朝5時から、家族や友人と連絡を取り合っています。こんなことがなぜ可能なのか。主よ、全てを止めてください。私はただ泣いています」