アメリカ・カリフォルニアの高速道路に迷い込んでしまったアシカが、1ヶ月のリハビリを経て、無事に海に戻された。
アシカは1月、サンディエゴの高速道路で見つかった。
サンディエゴ・ユニオン・トリビューンによると、朝のラッシュで慌ただしく車が走る高速道路を、アシカが横断しようとしているとパトロールに通報があった。数台の車が止まり、複数のドライバーがアシカが道路を横切るのを手伝ったという。
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その後、救出にあたったサンディエゴのシーワールドのレスキューチームはインスタグラムに当時の動画を投稿した。
高速道路沿いに横たわり、時折目を閉じる弱々しい様子が映し出されている。
このアシカは推定90キログラム。
NBCニュースによると、発見された場所はサンディエゴ湾から6キロ以上離れている。水場から離れたこの場所に、どのように辿り着いたかは不明だという。このアシカは、過去にも海から離れた場所に迷い込んでしまい、救助されたことがあったという。
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レスキューチームは大きな網を使って捕獲。リハビリを続け、自然環境に戻れるかを検討してきた。
そして2月12日にシーワールドは新たな動画を投稿。アシカの健康が確認されたとして、海に戻したことを報告した。「(アシカを)海に戻すことを手伝ってくれた全ての人に感謝します」とつづった。
アシカは目を見開いてあたりを見回し、勢いよく海に入っていった。