北京五輪で2月10日に行われたフィギュアスケート男子のフリーの演技。
ショートプログラムとの総合得点で、ネイサン・チェン選手が金メダル、鍵山優真選手が銀メダル、宇野昌磨選手が銅メダルを獲得した。
羽生結弦選手は4位に終わったが、氷上で転倒してもすぐに立ち上がり挑戦する姿は多くの感動を呼んだ。
「これが羽生結弦の天と地と…」
トリノ、バンクーバー五輪に出場した安藤美姫さんは自身のTwitterで、4回転アクセル(4回転半)に挑んだ羽生選手について「世界中が同じ気持ちだったのではないでしょうか」と書き出し、「回転が足りず転倒はしてしまったもののまた歴史が動いた瞬間を共にできた事に感謝。これが羽生結弦の天と地と…」とつづった。
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羽生選手は演技後のインタビューで「前半二つのミスがあってこそ、この『天と地と』という物語ができあがっていたのかなという気もする」と述べた。
安藤さんはTwitterに、フリーに出場した全24選手の演技に対する解説やコメントを連続して投稿。競技への造詣の深さと選手愛をみせた。
「生き様を見せて頂きました」
「みんなの生き様見せて頂きました。ありがとうございました」と記したのはバンクーバー五輪に出場した織田信成さん。多くの泣き顔の絵文字を添えて、感動と感謝の気持ちを伝えた。
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「こんなに緊張したことはない」
また、元フィギュアスケート選手の村上大介さんは「やっと息ができる!!! フィギュアスケート男子を見ていてこんなに緊張したことはない!」と緊迫感のある試合展開だったことを紹介。
「ネイサン、優真、昌磨、おめでとう!!!! 結弦、最後まで素晴らしい戦いでした」と上位4選手の健闘をねぎらった。