優雅でスタイリッシュで、そして強さや輝きも感じさせるフィギュアスケートの衣装。
華やかな女性選手の衣装が注目されがちだが、男性の衣装も負けてはいない。
興味深いことに、選手たちは派手過ぎる衣装の着用を禁じられている。国際スケート連盟のルールブックには「フィギュアスケートの衣装は控えめで品位があり、スポーツ競技として適切なものとする。派手すぎるものや凝りすぎた衣装は禁じる」と書かれている。
ただ、ある人は派手過ぎると思った衣装を、他の人は美しいと感じるのはよくあること。だから、ルールは簡単には破られない。
これまで世界中の選手たちがキラキラ輝く衣装やアニマル柄の衣装といった様々なデザインの衣装で、競技してきた。
北京オリンピックでも、選手たちはさまざまな衣装を身につけている。これまでオリンピックのリンクを飾ってきた男子選手の衣装を、1970年代から振り返ってみよう。
・1976年、インスブリックオリンピック
1. トーラー・クランストン
・1980年、レークプラシッドオリンピック
2. ロビン・カズンズ
・1984年、サラエボオリンピック
3. スコット・ハミルトン
・1988年、カルガリーオリンピック
4. ブライアン・ボイタノ
5. ブライアン・オーサー
・1992年、アルベールビルオリンピック
6. カート・ブラウニング
7. ヴィクトール・ペトレンコ
・1994年、リレハンメルオリンピック
8. エルビス・ストイコ
9. オレグ・タタウロフ
10. アレクセイ・ウルマノフ
・1998年、長野オリンピック
11. マルグス・ヘルニッツ
12. イ・キュヒョン
13. フィリップ・キャンデロロ
14. イリヤ・アレクサンドロヴィチ・クーリック
・2002年、ソルトレイクシティオリンピック
15. トッド・エルドリッジ
16. イワン・ディネフ
17. 本田武史
18. ドミトリー・ドミトレンコ
・2006年、トリノオリンピック
19. ヴィクトール・ファイファー
20. エヴァン・フランク・ライサチェ
21. イリヤ・クリムキン
22. ジョニー・ウィアー
23. シュテファン・リンデマン
24. ケビン・ヴァン・デル・ペレン
25. ヴィクトール・ファイファー
26. ゲオルゲ・チッパー
27. ショーン・ソーヤー
28. ステファン・ランビエール
29. アントン・コワレフスキー
30. 高橋大輔
31. ブライアン・ジュベール
・2010年、バンクーバーオリンピック
32. エフゲニー・プルシェンコ
33. ジョニー・ウィアー
・2014年、ソチオリンピック
34. ジェイソン・ブラウン
・2018年、平昌オリンピック
35. アダム・リッポン
36. ミハイル・コリヤダ
37. 田中刑事
・2022年、北京オリンピック
38. 鍵山優真
39. 宇野昌磨
40. ネイサンチェン
41. 羽生結弦
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集しました。