7日の北京五輪ノルディックスキージャンプ混合団体の1回目で、スーツの規定違反が相次ぎ、失格となった高梨沙羅選手が8日夜、自身のインスタグラムを更新した。
真っ黒な画像とともに、「皆様を深く失望させる結果となってしまったこと、誠に申し訳ありませんでした」などと謝罪。
北京五輪のカーリング女子日本代表・吉田知那美選手を始め、五輪選手やスポーツ関係者からは「沙羅ちゃんにはいつも勇気しかもらってないよ」「誰も気にせーへんから!!」など、コメント欄にはエールが相次いでいる。
「みんなの人生を変えてしまった」インスタグラムで謝罪
朝日新聞によると、ノルディックスキーのジャンプ混合団体の1回目で、1番手の高梨選手はスーツの規定違反で失格となった。
最終的に日本は4位となった。高梨選手は2本目のジャンプ直後にうずくまり、号泣している様子だった。
8日、インスタグラムで「日本チームを応援して下さっている全ての皆様」との書き出しで、真っ黒な画像を公開。
高梨選手は自身の失格について「日本チーム皆んなのメダルのチャンスを奪ってしまった」「皆んなの人生を変えてしまったことは変わりようのない事実」などと謝罪した。
「こんな私を受け入れてくれて本当にありがとうございました」とチームのメンバーやスタッフに感謝も述べた上で、こう思いをつづった。
「どうかスキージャンプとゆう素晴らしい競技が混乱ではなく選手やチーム同士が純粋に喜び合える場であってほしいと心から願います」
「誰も気にしないよ」激励相次ぐ
高梨選手の投稿に対し、五輪選手らから激励のコメントが相次いだ。
カーリングの吉田知那美選手は「沙羅ちゃんにはいつも勇気しかもらってないよ。深みのある人生を生きてる沙羅ちゃんを尊敬しています😌 with the hugest ❤️」と返信。ノルウェーのノルディックスキー・ジャンプ女子2018年平昌五輪金メダリストマーレン・ルンビさんは、高梨さんの投稿に対し、ハートマークを送った。