中国のテニス選手の彭帥さんが、当初SNSで告発した中国の元最高指導メンバーからの性的関係強要などについて否定したという報道を受けて、女子テニス協会(WTA)が2月8日に声明を発表した。
性的関係の強要を否定したという仏レキップ紙による彭帥さんのインタビュー記事を念頭に「彼女の最初にした11月2日の(告発)投稿に対する懸念は軽減されることはない」と訴えた。
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声明は続けて「(彭帥さんの)訴えに対する適切な機関による正式な調査と、彼女の状況を話し合うためにWTAがプライベートで面会する機会を求める」と続けた。
最後に「私たちは自分たちの立場を堅持し、彭帥さんのことを思っています」と締め括った。
彭帥さんをめぐっては、バッハ会長と面会したとIOCが7日に発表したほか、北京オリンピックの会場にいると思われる姿が伝えられている。