ホワイトハウスに猫が来た!
バイデン大統領の妻ジル・バイデン氏が1月28日、自身のTwitterで「ファーストキャット」をお披露目した。
ジル氏が投稿で明かした名前は「Willow」(ウィロー)。
灰色で短めの毛を持つウィローは、すっかりホワイトハウスに馴染んでいるよう。ジル氏が投稿した3枚の写真の中には、ホワイトハウス内とみられる赤いカーペットの上でくつろぐ姿もあり、なんとも愛らしい…!
CNNによると、ウィローという名前は、ジル氏の故郷であるペンシルバニア州ウィローグローブをイメージした名前。
大統領夫人の報道官の情報として、2020年の選挙活動でステージに飛び乗ってきた猫だといい、「ウィローはお気に入りのおもちゃやおやつ、匂いを嗅いだり探検したりできるたくさんのスペースとともに、ホワイトハウスになじんでいます」と伝えている。
ウィローはホワイトハウスに「友達」はいる?
ウィローは現在、ホワイトハウスでバイデン夫妻が2021年12月に迎えたジャーマンシェパードの子犬、「コマンダー」と一緒に暮らしている。
ホワイトハウスにはこれまで、バイデン夫妻の愛犬だったジャーマンシェパードの「チャンプ」と「メジャー」がいたが、「チャンプ」は2021年6月に13歳で亡くなった。
もう一匹の「メジャー」は、ホワイトハウスの警護官らに噛み付く“事件”を起こして以降、離れた場所で生活しているという。
ホワイトハウスにこれまでいた猫は?
トランプ前大統領はホワイトハウスでペットを飼わず、オバマ氏は、「ボー」と「サニー」という2匹のポーチュギーズ・ウォーター・ドッグを飼っていたが、猫は飼わなかった。
最後にホワイトハウスで暮らした猫は、ジョージ・W・ブッシュ氏が飼っていた「インディア」だ。
「ウィリー」というニックネームでも呼ばれたこの黒猫は、ブッシュ氏が大統領を退任する直前の2009年1月に他界するまで、18年間をブッシュ家とともに過ごした。
クリントン一家が飼っていた黒白の猫「ソックス」も有名だ。
「ソックス」は、一家がアーカンソー州で暮らしていた時に、娘のチェルシー・クリントン氏の腕に飛び込んできた迷い猫だった。